インプロで抱腹絶倒

【今この瞬間から創るインプロで抱腹絶倒!】

「人生とは 自分を見つけることではない
 人生とは 自分を創ることである 」 ジョージ・バーナードショウ

人生には予期せぬことが起こってきます。

その時、あなたは、どのように対処しますか?

いつものパターン?

もしその時、その瞬間から、いい考えが浮かんだら!

インプロってご存知ですか? 自分新たな可能性が発見できます。

コーチの幅を広げるために高尾隆さんのインプロのワークショップに行って来ました。

即興劇(インプロビゼーション)と呼ばれるもので、もともと演劇をする人の演技力を養うために始まったそうですが、今では教育ツールのワークショップとして、企業のマネージャー研修に、コミュニケーション力・イノベーション力・チームビルディングやリーダシップ力を養う目的として取り入れられています。

インプロの面白いところは、ある目的(お題)のために、今この瞬間から直感と好奇心で表現していくクリエイテイブなエネルギーが出ることです。

相手や場を読む力 協働力が向上します。

どんなことが起きても臨機応変に対応できる柔軟性、機敏さ、瞬発力など、さらに自分の可能性を広げることができます。

難しいように感じるかもしれませんが、「やってみてなんぼ!」

今この瞬間から、閃くものに従って創っていく楽しさにワクワクし、他の人からでてくる自分では想像できないまさかの創造性に抱腹絶倒! 

吹き出したり、ゲラゲラ笑ってばかりで 気がつけば終わりの時間になっていました。

声のトーン・態度・動作・服装・メイクなど、いわゆる非言語コミュニケーションと呼ばれるものが、人にどのような影響をあたえるかを体験し学べます。

例えば、腕組みをするのは、自分をも守るという防御のインパクトがあり、この姿勢で人を褒めても、褒められた人はあまり嬉しくないですし、この姿勢で褒められても、ちっとも自分の中に入ってきませんよね。

自分がなにげなくとっている動作や態度が、相手にどんな影響をおよぼしているのかという「ステータスの違い」のワークでは、同じシーンを演じても、相互に伝わる意味が全然ちがっていて、とても勉強になりました。

通常は内面が態度となり現れているわけですが、逆に外側の態度を作ると内面も変わってきます。

通常の教育では、「考え方を変えると行動が変わる」としていますが、演劇の面白さは「体が変わると考え方が変わる」という視点です。

高尾先生は、教育ツールとしてのインプロは、『すること自体に意味があるのではなく、やった後のリフレクションで何に気づくか』という学びを重視されています。

体験してみて
インプロは、とっても楽しく自分の柔軟性を養えるものという事がわかりました!
新しい自分を発見できます!

「今この瞬間から創る」ということは、コーアクティブ・コーチング(R)でもとても大切にしている礎です。

それは、あたかも二人がダンスする楽しさ。

コーチがリードしたり、クライアントさんがリードしたり、どちらとも言えない状態でお互いがダンスするような内なる旅がセッションでは楽しく繰り広げられます。