可愛い子には

Chumi2004-12-16


ついに本日10:20発のLH741便で、うちゃりは同級生の母子とともにフランクフルトへ旅立った。便に間に合うためには始発に近い特急はるかに乗らなければならず、引率していだだくお家に5:40に車で迎えに行った。
「パスポートは命の2番目に大切だから、絶対に忘れないように」と首からぶら下げて再々注意を促したが、車を出してすぐに腕時計を忘れたのに気がついた。旦那もじっと見送っていられないようで伴走してくるようだったので、トラブルが発生したことを告げ家に忘れ物をとりに戻ってくれて助かった。いきなりこれでは、先が思いやられる。
あと二人、今回の研修旅行に参加されるのは高校1年と中学2年の兄妹で、そちらは京都の自宅よりタクシーで関空へ直、向かわれるとのこと。うっちゃりの同級生のKママは某教材会社の教育サポーターであり、その兄妹を小さい頃からサポートしてきているそうだ。また Kママのご主人のお兄さんが南独逸で暮らしているしているので旅程の半分を先方で滞在させていただけるため 費用も格安である。彼女は、子ども達に独逸の文化を紹介するため、またすこしでも国際感覚を身につけるきっかけとなってもらうため、 隔年もしくは毎年冬季/夏期休暇にサポート家庭の子ども達をこのような研修旅行に連れて行く活動を続けているのだ。
今回は、12日間のうち前半を南独逸の歴史ある都市の博物館を中心にまわり、後半のクリスマスウイークは、ミサに参加したり 日本語を学んでいる現地ドイツ人と交流をしたりして お兄さん邸宅で普段の南ドイツの生活を味わう予定だ。
こんなチャンスはそうそう無い。本場のクリスマスを実生活に密着して体験できるとあって、塾の進行から遅れるリスクを負っても息子を行かせてやりたかった。また同級生と共に行けると言う安心感から彼本人がなりより熱望していた。大したことは期待していないが、何かを掴んできてくれれば嬉しい。
夜仕事から帰宅すると、やけに物足りない気がした。寂しいというよりヒマである。ぽっかり時間が空いた感じ。といっても普段から手は掛けていないんだけど、やっぱりかなりそれなりに気にかけていたんだなぁと実感する。なんといってもまだ小学生だもんね。
ところが、旦那の方はなんだか心配でならない様子だ。飛行機が無事フランクフルトに到着したというのを確認してからようやく就寝した。うっちゃりが末っ子のせいなのか、自分に一番似ているせいなのか まだ甲斐性のない小学生であるからなのか 私より心穏やかでないように見受ける。
しかし、ほんと便利な世の中になったね。ネットの空港情報で飛行機の発着が確認できるのだから。12時間の滞空を終え とりあえず無事ついて良かった。まずは一安心。
写真は10ユーロ紙幣。初めてお目にかかりました。今ユーロがガンガン上がっている。