ダ・ビンチ・コード


仕事をなんとか定時で切り上げ、ドラちゃんとの待ち合わせのtohoへ。前売りはもう買ってある。今日はレディスデイで1000円なのだ。

某ブログで 映画を先に見るか 小説を先に読むかの(どっちが損しない感情になるだろうかという)論議がありましたああが、巷の噂では、本を読んでから映画を見るとガックリくるというのが定評なようなので、私は映画を先に選択しました。

しかし、友達と映画見るなんて ほんと久しぶりで嬉しい。


とても おっかな面白い映画でした。私のいままでのキリスト教に対する過去の知識がひっくり返ってしまって、はじまって中盤 歴史をふりかえるとこで、闇の中世史の部分。もうついて行くのが大変でした。次から次へと明かされる説がでるだび 次から次へと疑問が浮かんできて、自分の考えをまとめるのと 映画の進行について行くのに 混乱しましたわ。しかも!時々 心臓がとまりそうなシーンがあったり。
ストーリー自体が 2転3転するのですごく面白いうえ、憧れのルーブル、懐かしいウエストミンスター寺院、いつかは訪れてみたいと心に決めているケルトの地の風景が私を魅了して止みませんでした。印象に残ったシーンは メルセデスのsmartですさまじいバック走行のカーチェイスの場面と、最後の晩餐の絵画をコンピューターグラフィックをつかって解析するシーン。すんごく興味深かった。
う〜ん 1000円で見ていいいのか?(笑)めっちゃ満足。 早く本も読みたいな〜!!

ダ・ビンチについてもそうなんだけど、小学校高学年の時、私を夢中にさせたのは、ルネッサンス絵画とゴシック建築であったのを思い出しました。「岩窟の母」の修復後の絵があるロンドンのナショナルギャラリーはホント陰気臭くて、美術館を出たときものすごく気分が悪くなってしんどかったのも思い出しました。あれからだよね。わたしが少しルネッサンスと距離を置くようになったのは。あと絵をみてしんどくなったのは、mayaで有名なゴヤ展でもそうだったけど。絵にはやっぱり想念ってものがあるようですわね。こわこわ。



映画鑑賞後 ドラちゃんとお寿司屋さんで、かんぱ〜い。ごちそうになりました。
結婚を契機に仏教徒からクリスチャンに転信した彼女は歴史ドキュメンタリー好きであり、映画に関して私から沸いてきた疑問をいろいろ解説してくれて、とても興味深い飲み会になりました。そして、やっぱりね。確信しちゃったよ。彼女にはふつうの人にない特別な能力が隠されているんだとね。そして 解ってしまうとかえって困ることがあるというのも真実なんだと。お薦めの本も紹介してもらった。

私は、映画すきで、どちらかというと、ドキュメンタリーよりも SF アドベンチャー ファンタジー 芸術にまつわるもの系が好みなんだけど、ホラー以外なら 結構なんでも見たいので、また一緒に行けると嬉しいなぁ