冩經の会

Chumi2006-07-11


今回で四回目の機会に恵まれました。
以前は講話と写経&お茶席だけで終わっていましたけど、去年からお弁当付きになりました。丸一日取られるのはちょっと困るけど、たまにはいいか。さて、今年は間違えずに書かなくっちゃ。

今回は お昼をいただいた大広間の隣が貴賓室であり、そこを拝見させていただけました。
お床のお軸はとても立派な巾の広い大きな物で、四聖人が描かれてありました。こちらで言う四聖人とは、聖武天皇大仏開眼の際に目を入れられたインドの高層 開眼導師菩提僊那(ぼだいせんな)・東大寺初代別当 開山良弁僧正・建立に力を尽くされた勧進行基菩薩の事だそうです。
「圓融月朗」と書かれた大きな書のそのむこうの奥の間は、天皇様が来られた際にお座りになる間で 襖には見事な大きな赤い飾り房がしつらえられ一段高くなっていました。閉じられていましたが、襖をこっそり開けたかたがいらして(笑)、御簾がおろせるようになっていました。もちろん私も見ちゃいました。日本の歴史を感じました。初めて拝見させて頂き、やっぱり今回も来てよかったです。