「マリアテレジアとシェーンブルン宮殿」展

Chumi2006-10-10


昨日最終日、滑り込みで行ってきました。やっぱり行って良かった。大好きなロココ調時代の芸術品(当人たちにとっては、日常品)に触れ、目の保養になりました。会場では、はじめて音声ガイドを借りましたが(iPodにDLしている間がなかった。200円安いし、次回からは、そうしよう。)204pからなる図録も2100円のわりには価値ある内容だったので、購入しました。読む部分も多いので、これからじっくり楽しみたい。フィレンツェ製の石のモザイクのテーブル板のデザインがすばらしく、それをモチーフにしたクリアファイルも思わず買ってしまいました。
絵画もすばらしかったです。マリアテレジアの夫となったフランツ・ステファン公の15歳頃の時の狩りの絵画があったのですが、どうしたわけか、引き込まれるようにそれを見ている間に胸がざわざわとして、涙がでてきました。なんでだろう?初めてみる絵でしたが、ものすごく心惹かれました。
彼女の時代と彼女の人生について書きたいことは山のようにあるけれど、時間がないので、また機会があれば・・・兎に角、展示会に行って、いろんな思いがわいてきました。

どらちゃんのドイツ紀行のアルバムをまとめていて、ノイシュバインシュタインに加え、ヘレンキムーゼも是非行きたいと強く思っていましたが、このシェーンブルン宮殿、やっぱりウイーンやわ。美が完成されてる。(ロンドンに滞在中に一緒に暮らしていたアケミがウイーンに2週間行き”ウイーンはすごいわ!!!”と興奮して帰ってきたのを27年ぶりに思い出しましたわ)でもこの文化を築いたのは、実はマリア・テレジアだったとは、そして、なぜ、このような文化が生まれたのか、この展示会に行って初めて知りました。
死ぬまでに、行きたい場所がもう一つ増えました。シェーンブルン宮殿(お庭も涙がでるほど美しい!)とウイーン美術史美術館。レプリカでなく、もっと本物をみてみたい。そして、夜はもちろんオペラへ!
そんな日が必ずきっと来ることを夢見つつ、今日も頑張ろう。