京大ジュニアキャンパス

Chumi2008-09-20


今日明日と京都大学で開催される中学生向きセミナーに親子で参加する予定。
午前中は 心理臨床士 東山紘久副学長の講演「思春期の子育て」
奥様の講演も聴いた事があり、面白くてゲラゲラ笑った覚えがある。共著書「子育て」も実践的でわかりやすく良かった。

午後からは、多彩な講義が吉田、宇治、桂キャンパスに別れて開催されるが、その中で私が選んだのが、
「意外におもしろい、英語学習の最前線」いつまで続ける非効率的学習 といったもの。
うっちゃりは、午前中は学校があるから 午後から合流する。彼は、 化学実験ー自分で確かめよう「物質の色と蛍光」ーを第一希望としたが抽選で外れ、第二希望の私と同じセミナーを受ける事になった。
京都大学で学ぶ機会なんてそうそうないから、ちょっと嬉しい。

15:45終了予定
それから マイツール会へ参加予定。
結構ハードな1日である。

というわけで、朝からカレーを仕込む。早朝カレー?


■只今昼休み。
正門向かいの総合人間学部になるナチュラルローソンマウントレーニアエスプレッソを買い、家から持ってきたおにぎりをぱくつく。14時からの講義にはまだ一時間半程時間がある。東山名誉教授のお話を振り返ってみよう。

  • 社会が複雑になり歪みもあり、昔に比べ子育てが難しくなってきた
  • かつてはイエ全体で自然に躾が行われ、地域が子どもを育てたが、その環境が崩壊し、夫婦二人で子育てしなくてはならない。祖父母の存在も良いことも悪いこともあり微妙なのが本音。
  • 少子化時代が子どもどうしのかかわりあいを少なくしている。
  • 親も子も忙しく、なんでもお金で買える時代であり、愛情表現が希薄になりつつある。
  • 女性の社会進出により女の生き方が変化したが、男の生き方、文化の取り入れ方は変わっていない。
  • 自立には、身辺自立→経済的自立→精神的自立と段階があるが、これからの男の子にとって一番大切なのは身辺自立(自分で料理、家事ができる)
  • 子どもが病気の時くらい仕事を休んで一緒に居てやることができる社会づくりが大切だ。二者択一の時には、だいだい可能なことより、だいたい不可能なことを選択するようアドバイスする。新しい価値観を作りだす。
  • 子どもの思春期と親の思秋期が重なる時、同性の親の存在が大切になる。子どもの友達の親どうし上手くいってる家の子どもは安定していることが多い。
  • いじめに親は直接介入できない。「子どもの心の力」で乗り越えることが大切。それは、親が後ろにいてくれる、親が子どもを守る姿勢が培う。子どもにとって頼りになるのは友人と親。親はサポーターになる。しんどさをわかってやろうとする。話を聞いてやる。意見しない。頑張れと言わない。今はしんどいけどきっと明日にはよくなっていくと言う。
  • けんかは、相手が理解できないから起こる。わかるまで聞いてみようと言う姿勢が大事。
  • できる女の価値観がもてはやされているが、普通の女の価値観を世に知らせるのがこれから必要だが、これが難しい。


■さすがは、京大 今一番おもろ〜な准教授
そのプレゼンの凄腕に驚き!
http://ameblo.jp/aoitaniblog
http://aoitani.net/aotani-KKyoto.html
英語のコンビニ:目からウロコの英語情報
http://aoitani.net/TOEFL_iBT_Guide.doc





■マイツール会プレセミナーにてまたまた新しいお知恵を教えて頂いた。
本日のニューアイテム【どこでもホワイトボード】
100均でも売ってるクリアファイルに白紙を差し込んでおく、あとはマーカーペンがあれば、ほれ、このとおり!携帯ホワイトボードの一丁あがり。イレイザーティッシュでオッケー!ぬれティッシュなら更によし!しかも、ページがあるからいちいち消さなくてもいいし、書いた内容が保存でき、振り返って見直し可能。このままコピーまでできちゃう優れものです。 白紙の他に罫線入りのデータなし表(フォーマット)を仕込むというのにも応用できる。ナーイス!!