マイケル急死

26日朝ケータイ待ち受け ニュースフラッシュのテロップをみて愕然とした。
マイケル・ジャクソン死亡」
何度その文字を見ても信じられなかった。「え?なんで??」という言葉がリフレインした。
今朝の新聞でそれが写真入で報じられ本当に死んじゃったんだと半分確信したが 遠い存在なので実感が無い。
特別なファンではないにせよ、誰にでも彼のダンスのインプレッションは強烈に残っていると思う。We are the Worldの頃のcuteな姿も。あとは、だんだん宇宙人見たいになっちゃった印象を持っていた。私はやっぱりジャクソン5の頃の彼が一番自然で好きだったな。
今朝の読売新聞の第1面「編集手帳」のコラムを読んで、妙にストンと府に落ちた。特に最後の1行。
以下引用

急逝の知らせを聞く。50歳という。<人生でいちばん危険なことは、かなえらるはずのない夢が、かなえられてしまうことなんだよ・・・>と名声を極め尽くし、傍目には、生きて行く楽しみを見つけあぐねて苦しんでいるようにも映った後半生を思うとき、ミヒャエル・エンデの童話「モモ」の一節が浮かぶ。 
あまりにも早すぎるーーーと書きかけて、ためらうものがある。痛ましいほどに長く生きてしまった人を見ているような、奇妙な錯覚が脳裏を去らない。

今「モモ」を読んでいる。まだ1/3程度だけれど。
読み進めるにつれ驚くばかりである。このお話はまったく現代のことのようだ。恐い。うんと前に執筆されたのにエンデには、未来が見えていたのか。