お墓参り〜陶器祭〜南禅寺 無鄰菴

午前中にお墓参りに行って、相方の友人が出店している陶器祭に足を伸ばそうと出発。

三条白川から 古川商店街を抜け、いつもの道、白川のこの風景は美しく甦って、真夏の日差しの中で、親子が水遊びしていた。とても微笑ましい。


知恩院から東大谷へ墓参ツアー。ねねの道から八坂の塔を南下し東大路通りを五条へ。この日は六道まいりの日でもあり「おしょらいさん」を迎えるひとで六道珍皇寺もにぎわっている。
五条通北側を西へ。久しぶりの陶器祭。京都の夏の風物詩の一つともいえるが、以前は瀬戸焼き 有田焼きなど工業業者が多かったイメージだったが、久々にくると個人作家さんのお店がおおくて、作品がバラエティに富んでいて驚く。
友人の「月下酔黙琴堂」さんもそのひとつ。つるっとしたシンプルな白磁が特徴だ。

猛暑のなか頑張るヨッチャンに熱中症対策の首を冷却するバンダナを差し入れ。
以前から陶器祭に参加していたが、今年初めて奥様のアドバイスで個展以外にハガキを出したら反響が大きかったそうだ。
相方は、友人達とまた夕方に集う予定。


それから、実家へ涼みがてら親の顔を見に寄ったら、食事券があるとかで、南禅寺の「八千代」さんへ遅いランチにいくことになった。



http://www.ryokan-yachiyo.com/ryokan-rest.html
料庭 八千代 (やちよ) - 蹴上/懐石・会席料理 [食べログ]

南禅寺は湯豆腐で有名だが、京都人は外で湯豆腐を積極的には食さない様な気がする。この日も懐石を注文。お庭が綺麗で鯉も泳いでいて、時間がずれたせいか静かで美味しかった〜。久しぶりにゆっくり親とも話す時間がもてた。感謝。

父母ともサンデー毎日となった今年は、先日二人で初めてのハワイ旅行を果たし、地元のカルチャー教室に通っているそうだ。父は詩吟、英会話、体操を。母は俳句とそれぞれを楽しみを見つけたようだ。


先日NHKのワンダ-ワンダーで東山山麓別荘地帯特集をやっていたが、そのひとつ無鄰菴が一般公開されているということで、すぐ近くなので訪ねてみることに。



無鄰菴(むりんあん)は山県有朋明治27年に造営した別荘で、この名は、長州に建てた草庵が隣家のない閑静な場所だったことから名付けられたそうだ。

屋敷の大半を占める庭園は有朋自らの設計により造園家・小川治兵衛が作庭したものだとか。
煉瓦造りの洋館もあり、ここで、山県有朋 伊藤博文 桂太郎 小村寿太郎の四人によって日露戦争開戦直前の外交方針のきめる「無鄰菴会議」が開かれた。

現在は、京都市に寄贈され、名園として国の「名勝」に指定されている。