シュークリームの嵐

Chumi2004-02-18


バレンタインデーに熱を出して学校に行けず皆に力作を披露できなかった娘は、元気になるやいなやモーレツにシュークリームを作り始めた。今年のテーマはシュークリームらしい。去年は去年でバレンタインデーにインフルエンザになったらしい。毎年同じことやっとるんか。進歩がないというか、鬼門じゃないの?
シュークリーム作成にあたっての問題は、その中身らしい。通常のカスタードでは面白くない。生クリームとのダブルでもありきたりだ。しかも友達に生クリームがだめという人が居るらしい。
バレンタインと言えばチョコだ。チョコにブランデーを入れるのも皆がやるので没らしい。「え?これって新しくない?」と皆をあっと言わせたいというのだ。
そこで考えたのが チョコを溶かして生クリームと混ぜそれに香りの良い紅茶をブレンドするもの。紅茶はトワイニングレディグレイを選定。この紅茶は、今我が家で密かなブームなのであーる。
21時頃から病み上がりの身体で作り始め、焼きに焼いたり、26cmの大皿に小さめのシュークリームの山が3つ。てんこもりである。気がつけば朝の4時。使った卵は9個。シューの皮だけでだよ。
あんたねー。元気になったからって、むちゃくちゃするね。でもさすがに量産体制でやっただけあって、生地がすごく上手く焼けている。「私って天才?!」と娘はできばえに有頂天だ。
はいはい。めでたい奴め。これくらいの勢いで勉強してくれると母としてはうれしいんだけどね。別問題ね。へーへー。
「シュークリームの”シュー”ってのは、フランス語で”キャベツ”てゆう意味ねんで」と蘊蓄を垂れようとすると、「その話は耳たこ」と娘。あら、そーでしたか。
と言う訳で今我が家にはシュークリームがあふれています。では、まず味見味見〜!!もぐもぐ〜、ん! んまいよ。こりゃ。「1個じゃわかんないなー。も、一個、も一個〜〜!」