新福菜館

H医院と別れを告げてやって来たのは府立医大。待つこと2時間。途中約30分完眠してしまった。今度は良い先生だった。安心した。しかし待ち時間がすごい。ま、今日は初診だから仕方ないか。
会計を終えたのが2時半。お昼を食べていなかったので、お腹がぐ〜ぐ〜と鳴っていた。ランチをウイダーinゼリーですませていたバンビーノと一緒に病院向かいのラーメン屋さん・新福菜館へ入る。来るときにチェック入れておいたんだ。ランチはここでしようってね。
「すいませーん レーメンあります?」
「ラーメンだけなんです」
「どーする?」とその日35度の気温を記録してたので冷たい食べ物を欲していた私はバンビーノに尋ねた。
「ええよ熱いラーメンでも」
じゃ、と奥へ入ると
「こちらの席を方が涼しいですよ」とお姉さんが案内してくれた。
「セットメニューとかあります?」
「すいません、皆単品なんです。」
「じゃ、私 並で。」
「僕 メンマラーメン」
「あ、それからチャーハンも1つ下さい」と私。
ラーメン屋さんのチャーハンは美味しいよね。よく食うな〜って? 私は、もち味見だけですよ。そんなにたくさん食べられない。あと餃子も試してみたかったが ぐっとこらえた。だって一応ダイエット中なんだもん。
って 普通ダイエットしている人は中華店には行かないよな。(笑)

ふっと 席の後のメニューボードを見るとそこの写真が貼ってある。
どこかで見た黄色のジャンプスーツを着ているややイケメンの若者二人。

(むむっ?? これって USOじゃない??)
疑惑が持ち上がると尋ねずにはいられないこの性格。

「あのー。この写真の人誰ですか?」
「嵐のニノミヤ君と○○君です。」
「え〜〜??!!嵐!!」
「USOやでこれ。前テレビでやってた食べ歩き。おかーさんの座ってるその席ヤン」
(きゃ〜きゃ〜きゃ〜 私の座っているこの席にジャニーズが座ったのか!!)
嬉しさ爆発である。

そしてでてきたラーメンにぶったまげたね! スープの色がこれだよ

(う、黒っ!)

関西では出汁は薄口醤油べーすなので うどんはもちろんのことラーメンでもスープは濃くってベージュどまりだ。
ところがここのラーメンのスープはどうだ。黒だよ。
まず一番にスープを飲んでみた。

(う、旨っ!)

色の黒さからは想像を絶してあっさりしている。醤油からくない。
チャーシューの量が多い。味がしっかりついていて美味しい。
チャーハンもこのスープが入っているのか 黒くて味が濃い。
チャーハン食べながら白飯たべられそうだ。
麺はちぎれていなくてまっすぐで素直。歯ごたえがあり これまた旨い。

鉢一杯のスープ全部飲んじゃったよ。
おどろいたことに いつも「スープ残していい?」と尋ねるバンビーノもスープを残さず平らげていた。

雑誌の棚をみるとラーメン雑誌と新聞のみ。これもちょっと驚いた。たいていのラーメン屋といえは、ジャンプとかサンデーとかマンガ本おいてあるものだが、ないんだよ。そのたぐいの雑誌は。

エネルギー充填! 生き返った私は、ごちそうさまと 外に出ると強烈な日差しである。
直ぐ西に歩けば「梨木神社」があり、そこの名水をペットボトルに汲んで味わう。これが甘くて美味しい水なんだ。
「お一人様2Lまで」らしいが、2Lのペットボトルを4本下げたおじいさんをバンビーノが目撃している。やたら元気なじーさまだな。

それから、日陰のない御所をななめ横断し 灼熱地獄に耐えながら 丸太町駅に到着。あの玉砂利がたまらなく歩きづらい。
地下鉄にのり終着駅についたが 自宅に戻るまで あまりの暑さに思わずセブンイレブンで休憩しちゃったよ。コンビニはまるで冷蔵庫のようだった。すっずし〜〜 クーリッシュというちゅーちゅーアイスをお土産に買った。

夜に「ええラーメン屋さんみつけて〜ん」と旦那に言ったら
新福菜館か? 駅前本店が有名なんや 老舗やゾ くそ〜〜ワシも前からねらっとったのに〜〜 今から行かへんか?」

って 1日に2回もええて

バンビーノはバンビーノで「アソコの常連になろ〜」と言う。気に入ったらしい。
「あほ、常連になるほど病院にいくなよ」と突っ込む旦那。

新福菜館は チャーシューの脂身度やメンの堅さなどいろいろお客の好みに答えてくれるらしい。そういえば チャーシュー麺を頼んでいたおっちゃんにお姉ちゃんが聞いていたな。「チャーシューは白身が多い方が好きですか?」
太ったそのおっちゃんは答えていたね。
白身多めがすきやけど 半々くらいにしといてんか〜」

う〜ん 次回は是非餃子もオーダーしてみようっと。