義母入院

Chumi2004-08-06


母が今日入院した。12日に股関節の手術を受けるからだ。
痛みだしてからこの2〜3年どんどん痛くなって、ついにしかたなく手術に踏み切った。放っておくと歩けなくなるらしい。痛みが酷くなってからは、身体障害者の証明も取っている。痛いと言っても四六時中痛い訳ではなく、座っていて立ち始め、歩き始めが特に痛いらしい、辛いときは杖を使っている。
お産以外入院なんてしたことがないくらい健康な人で 健康に配慮して来た人で、山が好きで、世界の5大陸の山を征服した田部井淳子さんと共に何度か海外の山をトレッキングしてきたことを誇る健脚ぶりだっただけに、先天的に股関節に異常があり、歩けなくなる(山に行けなくなる)というのは、どれほど辛いことだったろうかと思う。
それを気丈な性格だから、「足が痛い日は、”痛い”と言わず”調子がいい”と言おう」なんて言ってたけどね。

手術までは検査がいろいろ有るらしい。入院の荷物を持って車で送った。
「手術まではきっとすごく暇ですよ。本とかパズルとか持って来てますよね?」
「そんなものは、何も持って来てない。手術した人に”本も持って行ったけど、結局読まなかった”って聞いたし。」
「そんなことないですよ〜。基本的に元気なんだから手術するまでは、きっと時間を持て余しますよ〜 何か好きな作家の本を見繕ってきます 何がいいですか?」
「じゃ、軽いもので。歴史小説司馬遼太郎
「し、司馬遼太郎ねぇ。それの何がいいのでしょうか?」
私は司馬遼太郎を読んだことがない。てか歴史小説というものを読んだことがない。坂の上の雲か? 燃えよ剣か?
「何でもええわ」
 むむーー。難題じゃ。それが一番困る。


ま、ついでに女性セブンでも付録でいっとこか? 駐車場のない病院なのでやっぱ不便。あっても大病院はいつも満車だから同じなんだけどさ。