お金の大切さがわかる本

先日の日曜日に久しぶりにうっちゃりと図書館に行ってきた。ドイツについて下調べをするためだ。「地球の歩き方」は買ったが、小学生にはあまりおもしろくない。読めない漢字もあるし。今回は遊びにいくのではない。国際交流の研修にいくのだと何度も言い聞かせているが、具体的にで何を目的として研修に行くのかは、自分で興味あるものをみつけだし、テーマを絞っておいた方が効果的だ。
学校では5年生で環境問題を学ぶ。ゴミ問題/リサイクル/地球温暖化オゾン層破壊等等。だから、このような問題意識を持って、現地では日本とどう違うのか、その良いところ/悪いところを自分の目で発見してきてくれればいいなぁ。と思う。もちろんレポートは書いてもらうつもりだが・・・文章書くの苦手なんだよね。本を読まないからなんだけど、やっぱり小さい頃の読み聞かせは大切だなぁとつくづく感じる。

さて、図書館で目的の本はみつかったのだが、隣の棚で子供向きの経済本類があるのを発見した。大人が読んでもおもしろそうだ。中には「中学生/高校生の金銭感覚のつけ方」なんてのがあって、開いてみると人生のフィナンシャルプランの立て方などが書かれていた。だが、しかし こうゆうのって、高校生とか図書館で借りてまで読むかなぁ?
 高校とかの授業では「政治経済」は退屈で面白く無いのという感想が通説だけど、エンゲル係数だとか、マクロ経済だとか、世の中の経済という大きなものを学ぶようだけれど、それより、こういった自分の人生設計(財政設計)のような身近な学習をさせる方が 逆に世の中の経済に目がむくんじゃないかなぁ。
適切な金銭感覚を身につけさすことも親の役割りだと私は思う。男であろうが女であろうが、「やりくりの出来る人」になってもらわねば困る。
子供たちは経済の授業の中で株を学ぶためにヴァーチャルでの株売買をやっていたけど、それもおもしろいだろうけど、もっと身近な事例でも教えてやってほしい。例えば住宅ローン返済の算出の仕方とか(今ネットですぐ出るけどねー要するに元金均等と元利均等の違いとか そのプランの立て方とか)、リボ払いの落とし穴とかさ。年金問題と生命/損保/年金/医療保険のしくみとかさ。自分だったどうする?見たいな事例で自分でプランを立てさせてほしい。
かく言う私も高校の時、政経の授業ほどおもろく無いものはなかったわね。

うっちゃりが興味をもったのはこの本だった。イラストが豊富でわかりやすい。結構内容も濃いんだよ。字がたっぷり詰まっている。お金の歴史から始まって、世界のお金、為替レートって何?、為替レートが変わる仕組み、貿易をする理由とその問題点などなど。私もよくわかっていないので一緒に勉強しよーっと。

シリーズでうちのお金はどこからくるの? どうやって会社はもうけているの? ものの値段はどうやって決まるの? 銀行預金と郵便貯金はどうちがうの? 国のお金は何に使われているの? などがある。 この質問に子供に正確にわかりやすく説明できるかと言うと私はかなり怪しい。自分ではわかっていてもそれを説明するのは、難しいのだ。高校の時さぼった分、子供と一緒に経済の勉強をしなおすとしましょ。