マジギレ

学級の連絡網により 自主保護者懇談会をするからと 昨晩 保護者個人宅にい組の保護者が召集された。欠席者はわずか4名。総会より抜群の出席率だ。
実は、今のうっちゃりのクラスの担任がぼんくらで児童との間に亀裂が生じ、学力レベルが低下し、クラスのまとまりもなくなり非常に不安定な状況になっている。
大半の女子は、いや女子全員は担任が嫌いで学校に行くのも嫌だという。饒舌な女子達は授業や学級の様子を親に逐一報告し、悩みを打ち明け、それを聞いた女子母連が立ち上がったのだ。「今のクラスの現状を保護者に周知してもらい、それについての意見交換」が目的だった。
概して寡黙で表現力の乏しい男子達は、学校の様子を詳しく親に告げないため、この日報告された事例に男子母連は目が点。加えて、日頃から担任に態度が悪いとしょっちゅう電話がかかってくる男子母連は、片腹痛いところもあり、変だなぁ チョット違うんじゃないの?と思いつつ、個人の家庭の躾の問題だと自責に耐えていたのだ。ところが、これはクラスを揺るがす「担任排除」を掛けての問題であったことがよくわかった。

まず「ホウ酸舐め事件」というのに驚いた。
理科実験の際 「舐めてもいいけど、薬品やで」等と言った担任の説明が曖昧で 実際にホウ酸を舐めた児童がいた。それを知った保護者が驚き、ホウ酸の害について ネットで資料を集め 認識をあらたにしてもらうため 担任に渡した。担任から 子ども達へ正しい知識に訂正して貰うために。ところがその教師が 生徒にいった言葉はこうだった。「おまえらが、あんな事をしたから こんな資料が来た」と。指導力不足を詫びるような言葉は、教師から一言もなく。呆れてしまった。

ホウ酸:飲んだり吸い込んだりすると、吐き気・嘔吐・下痢・腹の痙攣・皮膚や粘膜の紅斑・循環器系の虚脱・心悸高進・チアノーゼ・意識混濁・痙攣発作・昏睡を引き起こすことがある。7才以下の子供では、5g以下でも死に至ることがある。大人では、5〜20gである。

“The Merck Index”
この本はドイッの有名な薬品会社であるMe r c k社が、l889年から出版している化学薬品と薬の百科辞典(An Encyclopedia of Chemicals and Drugs)です。


上記はこちらより抜粋させていただきました 
<事後承諾 m(_ _)m

次に驚いたのが 授業参観での出来事だった。
私はこの日 支払日で参観に参加できなかった。だいたい どーしてウチの小学校は毎回毎回きまって参観日は20日過ぎで 月末で 金曜日がおおいのだ。月初に組み入れてくれれば 私も出やすいのに、なぜが20とか25とか「ごとび」が多い。
授業中にも児童がうろうろしたり 私語がうるさかったり 先生にさからったり、授業が上手く進行していない状態に耐えきれなくなった保護者が思わず「うるさい!」と注意した。とたんに教室内はしーんと静まりかえったが、この時担任が児童に向かって言った言葉がこうだった「ほら〜」
「ほら〜」って それ保護者の立場で言う言葉でしょ? 先生が「ほら〜」って言うかよ!! それにそれはまさしく、「自分は悪くありません生徒が悪いんです」を象徴する極めて幼稚な言葉だ。
おまけに参観終了後 注意してくれた保護者に「ありがとうございました」とお礼のことばを言ったという。あんたほんとに教師かよ。普通なら 自分の裁量のなさを恥じ、「申し訳ありません。保護者の方に注意までしていただいて」と詫びるもんだろ。いい年して、指導する立場にあって、よくそんなことが言える。教師としての資質を問う。
さらに、算数の解説がずさんで理解している児童がいないとか、あってはならない漢字のミスを頻繁にするとか、「テストの点数が悪いのでしっかりやり直させてください」と母が怒られ よくみると45点が採点ミスでじつは80点だったとか、気分でしか怒っていないとか、女子更衣室をわざわざ見に来るとか、鉄棒のときに女子の胸をさわるように補助をするとか、キンパチ先生になろうとしているらしいが、児童は誰も信頼していないとか、憤然たる事例が個々の保護者から出てくるわ出てくるわ。
それまで 男子の学習態度の悪さを指摘されるたびに「それ、うちの子ちゃうやろか?」とビクビクしていた男子母連も 男子がそんな態度を取るのも授業内容がくだらなく 先生を信頼していないからなんじゃないかと思い始める。
結局、今まで再三個々の保護者が学校で保護者懇談会を開いてくださいと申し入れても 受け入れて貰えなかったので、出席者が個々に署名付きでレポートを出し、学校長 担任 保護者の三者学級懇談会を開いてくれるよう嘆願書をわたし、話し合い、是正されなければ、担任持ち上がり拒否をする手筈となった。「あと1年の辛抱や。そやけど学校へ行くのが辛い」という男子の言葉は、あまりにも悲しかった。そんな無駄な辛抱しなくて いい!はじめから 持ち上がって欲しくないのは 多分全員一致で100%その要望なんだけどね。
20時に始まった会議は22時半で打ちきりとなった。
しかし、教頭は役立たずで 校長も事なかれ主義らしいから はかばかしく改善されることは無いかもしれないが。どうしてこれでモデル校なんだ。望ましい効果が出なければ、また教育委員会に電話する?(笑)疲れるな。まったく。

『子ども達が非社会的になったり、非行に走ったりする「根」は5年生の時にできる。この時期って大切なんやで!』と誰かの母が言っていた。自我が芽生え始め、多感な思春期を迎える入り口でもある時期なのだ。しっかり見守り育んでいってやらねば。と自分を省みる。

最近では「ゆとり教育学力低下を招いただけだった」等というニュースも書かれているが、そんなもん始めからわかってた。 わかってないのは、なにも現場をしらないお上のアホ役人だけだろう。実験材料にされた未来ある子ども達は悲惨だ。初等教育をもっとしっかり見直してやってくれ。

大阪市を代表とする公務員の悪事失態が報道を賑わしているが、私 教師 特に小学校の教師ってのは「聖職」だと思うんだよね。未来ある、無限の可能性を秘めた、日本の将来を背負って立つ子供たちを教育するんだからね。「でもしか」では困るんだよ!