Tombe la nege

Chumi2005-02-10


時折心にいっぱい広がる不安。それは、とりとめもなく そこはかとない。たいていは起床時間の直ぐ前で、不安になり目が覚める。その中で目覚めると、もう眠れない。どうしようもないのがわかっているのに 「誰かなんとかして、私をこんな気持ちから救って!」と声にならない叫び声を上げそうになる。
毎月を数字で縛られて心が狭く苦しくなると、自分のことは棚に上げ、つい人の所為にしたくなる。さんざんの不平不満を心で唱えたあげく、じゃぁ自分は何をしてきたのかと振り返ると役立たずで不甲斐ない自分自身が一番腹立たしくなりやりきれない。
そんな自虐的で自暴的で破壊的な世界から私を救ってくれるものは、なんだろう?
洗濯物を干しに出たベランダで見上げた時の抜けるような青い空。
花屋の店先に並んだ色とりどりの小さな花。
スイッチを入れたカーラジオからふいに流れる懐かしいバラード。
MLから飛び込んで来るたわいない会話やblogや掲示板の書き込み。
バラエティを見てのバカ笑い。
友達から入ってくるメールや電話。
「ありがとう」と言う言葉。
学校のようすを面白可笑しく話してくれる楽しそうな息子達の明るい笑顔。
娘が一生懸命作った美味しい料理。
たまにはムカツクこともあるけれど、大抵は私をやさしく包んでくれるお気楽な旦那と酌みかうお酒。
そしてヨンジュニの優しい微笑み。
小さな幸せが積み重なって、徐々に私を浮上させ、明日を生き抜く勇気となる。

写真はうっちゃりが学校のクラブ活動”イラストクラブ”で描いた作品。
和洋折衷の雪だるまのすっとぼけた埴輪顔と 大小の雪玉で遠近感を演出している背景にこっそり潜んで逆さまに浮遊しているほとんど見えないちっぽけな雪だるまが笑いを誘う。

「色がいいねぇ〜 雪の寒さをよく表している」と珍しく褒めると
「ほんとは この傘地蔵の傘は画面じゃ こんな色じゃないんだけど 黄色のインクが切れていて 色が出ていないだけなんだ」と。
あら やぶへび (^^;
でもこんなオサムイ絵でも ズっとながめていると可笑しくなって私の心は次第に温かくなる。

ズズーンとヘビーな日。 だって旗日2日目なんだもん。あぁしんど