オペラ座の怪人

Chumi2005-03-02


仕事を終え、娘とレイトショーに行ってきた。ずっと楽しみにこの日を待っていたんだけれど、私の期待を裏切ってくれなかった。当たり! 久々に映画らしい映画を見たって感じでチョー満足。
過去、現在と行きつ戻りつするストーリー構成、すばらしい美声、豪華絢爛の衣装とセット、迫力の音楽 スワロフスキーのみごとなシャンデリア。この映画がもつ独特のあの時代のフランスの雰囲気。大好き!思わず天井桟敷の人々とムーランルージュを思い出してしまった。
観ているときは ソプラノに何度も総毛だち身体が震えるのを感じた。「ノー・ポイント・オブ・リターン」を唱うクリスティーヌとファントムにはドキドキと感動。そして、なによりもラストシーンが良かった。とりわけ最終のテイク。まいったなぁ〜。あれで、グッと来た。指輪と黒いリボンが結ばれたクリムゾンの薔薇一輪、この小道具だけで、すごい余韻だ。(因みにクリムゾン(深紅)の薔薇は私の一等好きな花)
なんどもこの劇を高校の学園祭で見てストーリを知っている娘でさえ、感動したようで、(学園祭でのストーリ・今までのオペラ座の怪人とは最後が違っていた)エンドロールが始まるや、しゃくりあげるほど泣いていた。わたしは今回初めてだったんだけど エンドロールが進む中 じわ〜〜とやって来たね。そうなんだ、それほどなんだと二人の男の深い愛を感じ、静かな波が打ち寄せるように。気づいたら幾筋も涙が頬を伝ってた。
映画を観てはじめてサウンドトラックを欲しいと思ったよ。


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ところが、つい口ずさんでしまったのは、なんと My Memory。
「『オペラ座よかったなぁ〜!』とか言いながら まだその歌唱うか〜〜!」
とあきれる娘。

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今後みたい気になる映画

君に読む物語(娘がよかったよかったとあまりいうもんで)
北の零年
アレキサンダー

ローレライ(もうすぐだ!)
スターウォーズ エピソード3(ベイダー卿誕生でシリーズ完結とは!)
ロボッツ(子供に)

四月の雪(今年秋!!)