大学生バランスシート

昨日のつづき・・・
そう、商学部部長O教授のお話しは、テンポがあり、メリハリもついて、とても面白かった。
まず「”這えば立て”と言いますように」と講義室に集められた親が今何を不安に思って何を尋ねたがっているかに的確に答えるように話しが進められた。
生徒が一番不安に思っているのも親が一番不安に思っているのも就職のことだそうだ。入学式で、いきなり就職の話しである。
話しが早い! でも本音を言うと「将来どうなる?メシは自分で喰っていけるのか?」と知りたいわけで。
商学部は他学部にくらべ就職内定率はトップの95%(男子93.4%女子91.%)。就職先を選ばねば100%だという。こりゃすごい。
4回生の4月には、男子18%がGW開けには40%。女子はGWに25%が、6月上旬には50%だそうだ。10月にはほぼ皆内定を貰っていると言うではないか。どうもGWと秋に2つの波があるらしい。
今各大学で話題の「キャリア教育」についても、今後力をいれていくそうで、全般に2回生で充実度が落ちるらしいから この年度にどのような過ごし方をするかが課題になるそうだ。気が付くとバイトとサークルで遊びの日々ってのは、よくある話。まだサークルで花を咲かせていればいいけど、何もせずにぼーーーと終わってしまうってのも よくある話。

つづいて 1ヶ月の収支はどうなっているかを具体的な数字で教えて下さった。
収支をいきなり発表するなんていかにも商学部らしくて面白い。

収入9万円(バイト約5万円:仕送り5.5万円が平均的数値)
 
これに対し 支出8万円
教授曰く「この1万円の差は生意気にも貯金してるんでしょうか?」
場内爆笑の渦。
いやいやそんなこと あり得ないって、使途不明金だよ(笑)

内訳は
食費 2万円(男子2.5万円 女子1.6万円)
本代 5千円
携帯 7千円
衣服化粧品代 1.4万円

衣服化粧品代は 学部トップで 教授曰く
商学部はおしゃれな学生が多いのです」
これまた笑いを誘う。

最後に親に向かって
「この4年間で子ども達は大きく変わると思います。こどもは親の言うとおりになりません。なって貰うような子では困る。先ほど生徒たちに話しをしました。”4年間の延べ3万5千なにがしの時間は、すべて君たちのものだ。自由に使うかイイ。だがこの時限りだ!”と。親の思うようにはなりませんが、子どもには、愛情だけはたっぷりすぎるほど注いでやって下さい。」
こんな明るく広いキャンパスの環境でもなかには心の病をかかえる学生もいるらしい。

「つれ○○○」で知り合った初対面のママとは、仲良くお喋りして、メアドの交換して帰りました。わ〜〜い おかーさんも友達作ったぜ!!