ノシメマダラメイガ

米に虫がわいた。
お米を洗うとき(京都では”お米をかす”と言う)やたら小さいしめじが浮いてるなぁ〜と思ったら、よく見ると頭が黒いボディがベージュのうじだった。
気絶しそうになった。
米びつの中を確認すると同形の大小のものがもぞもぞとうごめいていた。小さい物は2mmくらいから大きい物は1cmに育っている。寒くなった。
今まで夏にお米に虫がわいた経験は1〜2回ほど有ったが、それは、「コクゾウムシ」と呼ばれる昆虫もどきの極小のクワガタ形状のものであった。
夏に沢山米を買い置きしてはいけない。
でもこのお米は、両親が滋賀で玄米で購入し、すこしずつ持ってきてくれる物だ。まさか、虫がわくなんて思いもよらなかった。
しかもウジだ。
ラクラとなりながら ネットで検索してみた。キーワードは「米にわく虫」
ヒットした。
どうやらこの虫は、玄米にわく ノシメマダラメイガという小さい蛾の幼虫らしい。米を天日で干すといいらしい。ある一定の温度になると孵化するらしい。今年の夏は暑かったしなぁ。しかも 我が家の台所は西日がバンバン入る3階なので、夏の夕暮れ時のキッチンはムロのようである。
自然がもたらした現象なんだろうか?
むしろ、虫がつかない米の方が怖いと某サイトに書かれてあった。なるほど。
「マクロ君にupしたらどう?」とバンビ
あほ、きもいわい。

でも ウジがうようよと存在する米を食べ続けなければならないんだろうか?
お米を捨てるなんてバチが当たるような気もする。捨てるべきか、排除しながら食べ続けるべきか迷った私は、新潟の米所の専門家の尋ねることにした。
メールを打つ。「お知恵を〜」
返信があった。「米の事なんざ、オレに聞くのは20年早いわ!(笑)」
受けた。
そうであった。彼女は嫁いだ身で該当者ではなかった。でもプロに聞いてくれた。だが、予想した通り寒冷地なので 虫がわいたこと等ないらしい。
むむぅ。あと4kgほどある。どうしよう〜

・・・
と思っていたら義母が新しいお米を持ってきてくれた。でも同種の物だ。今のところ虫は居ない。(でも卵は有るも??)米びつに入れるのはやめて、米袋のまましばらく使ってみようと思う。
今度はネズ公にかじられないようにしなくっちゃね。トホホ〜

あ、そうそう この日 娘の19回目の誕生日だった。
ケーキを買おうか、ご馳走は何にしようかと思っていたら、帰宅は22時になるという。朝からおしゃれして 海遊館だそうだ。
ふふ〜ん そーゆーわけね。
まぁ二人でたのしんでらっさい。家族以外に娘の誕生日を祝ってくれる人が出来てよかったわね。

というわけで、我が家は、ケーキもご馳走もオアズケどした。