ついに逮捕

親が我が子を殺したり、子どもが親を殺したり、最近はやりきれない事件がとても多くて、そのたびに胸が苦しくなって吐き気がするんだけど、今回の奈良の事件は衝撃的だった。まさか息子たちが通う学校の生徒がこんなことになるなんて、すごいショック! 学校、在校生はもちろんのこと、OB 保護者も衝撃を受けている。バンビもうっちゃりもショックを受けている。
「一番ショックなのは わしや」と旦那が言った。
「みんな ショックだよ。学園を誇りに思う人ほど。」
保護されたときは ほっとした。生きていてくれてよかったと思った。でも犯した罪は償わなければならない。その短絡的な行動は悲しい。でももう我慢の限界にきていたのかもね。でもやっぱり人を殺しちゃいけないよ。誰も彼を助けてあげられなかったのが悲しい。
テレビを見る時間がないので詳細がわからず久しぶりに2chに行った。相変わらずゴミ箱にいるような居心地。げー、しかし、どこからこんな情報拾ってくるんだろうという発見もある。信憑性は疑わしいけどね。
とても長男がおかれた環境がかわいそうになった。家庭で彼の逃げ場がないんじゃないの。エリートの厳しい一方的な父の家庭で以前同様な意味合いの事件があったことを思い出す。でも実母に会えないって どうなってるの。
さて、我が家はどうだろう。
根性系の長女に がむしゃら系の長男。そして脱力系の次男。
さらに お気楽系の親父に 分裂系(笑?)の母。
どこまで子どもの気持ちを親は理解できているのだろうか? 
自分のなにげに発した言葉が 思いの外子どものプレッシャーになっていることはないだろうか?
子どもが勉強を怠っていると「ちゃんと勉強してるか?」等というのはどの親でも当たり前に言うことだろう。
宿題しないで、ゲームばっかりやっている子どもに「いい加減にしなさい!」とゲーム禁止にしたり、制限時間付けたり、取り上げたりする処置はどの親でもすることだろう。
以前 同学園で皆藤先生(京大教育学部助教授)の講演を聴いて「思春期では内面でものすごいことが起こっていて、本人にもわけがわからないのに 親がわかるわけがない。でも 何らかの信号は発しているはず、目のまえの子どもをしっかり見つめて(細かい口出しせず)見守ってあげてください。」とおっしゃったことを思い出した。
子育てに限らず 人育て ってのは難しいよ。