カヤック初乗

Chumi2006-07-02



朝6時過ぎ、眠い目をこすり、義父母が暮らす湖北へ旦那と共に向かう。子どもたちは、日帰りなら家にいたいとのこと。
今回の目的は、義母よりプリンターの調子が悪いから一度見て欲しいと依頼があったからだ。
途中でコンビニによりサンドイッチとおにぎりを朝食に。7時半には現地入り、したところで、雨が降り出した。
9時からテニスの予定をしたのでテニスウェアのいでたちで車に乗り込んでいたが、おじゃん。小雨ならまだしも、到着後土砂降りになった。挨拶もそこそこに、プリンターの様子を見る。食卓に嘆願書が2通おいてあるのを発見。両親がそれぞれ、すでに嘆願書を用意してくれていたのが嬉しかった。
プリンターの不具合は、ヘッドグリーニングと最新のドライバーに入れ替えることで解決した。
解決した頃、雨も収まり、旦那に誘われカヌー体験に行くことになった。さっそく新調した水着の出番だ。

浜に出ると昨夜から浜にテントを張りビバークされていたO氏に期待通り会うことができた。うだくだとお喋りする間に雲間から陽が差し、湖の風景がころっと変わった。さきほどのどんよりしたグレーの風景とはうって変わって、岬に緑鮮やかな山が顔を出し、青空がのぞいている。そこで、気分上々。体験させてもらうことになった。
http://granstream.jp/event.htm
旦那は1年前から義母とカヌーを始め、先日もツアーに参加している。そろそろ自分の船が欲しくなってきている様子。
まず、オールの取り回し方をコーチングしてもらう。二人乗り艇で沖に出る。私が前で旦那が後ろ。二人乗りの場合、上級者が後ろなんだそうだ。
二人乗り艇は安定も良い。風もおだやかで、すいすいと湖面を滑るようにゆっくりと進む。水面が腰の辺りまで来ているから、浮かんでいるとか、船に乗っていると言うより、まさに水面を滑っていく感覚。そう、ミズスマシのように。
オールが思ったより軽く快適だ。最近のライフジャケットはずいぶん着心地がよくなったと関心。
発動機のついていない乗り物だから、流れる景色がゆっくで心地よい。
浜に平行に進み楕円を沖に描いて、リターン。旦那のケータイは防水だから 拝借してシャッターを切る。

浜に戻り、今度は、折りたたみ式の布張りシングル艇で旦那が旅立つ。折りたためば、電車にも持ち込めるし、宅急便でも送れるサイズらしい。カナダ製で折りたたみと思えないほどしっかりしている。
O氏はコレであちこちとツアーにいっているらしい。陸路から行けない所に上陸してテントを張ったり、外海に出て鮫やイルカや鯨に出会ったこともあるそうだ。今度は屋久島を一周するとか。ナチュラリストスローライフを楽しんでいるって感じ。
http://granstream.jp/blog/index.php
「んで、カヌー犬ってのは どこに乗るんですか?」と私が馬鹿な質問をしても
「僕も実は、野田さんから 入ったのですよ。」と上手く話を合わせてくださる。
とりとめのないお喋りをしているうちに旦那が沖から帰ってきた。堪能したようす。私もシングル艇の試乗をすすめられたが、チンしたら やっぱ怖いので、今回は、ちょっと遠慮しておいた。

親宅にもどってランチ。今日は早く出てきたから、朝が長いなぁ〜。帰宅したとたん 土砂降りとなった。
私たちがカヤックを乗っている時間だけ晴れていたなんて! 変な天気。
それとも うちの旦那って 稲荷系???

それからお昼寝で爆睡して 気がついたら4時半だった。よく寝たなぁ〜。寝不足だったのか1週間の疲れが出たのが、まだ眠れそうだったが、そろそろ帰宅しないとおなかを減らした子羊たちが待っている。

帰路、同友会のヨット同好会に今日誘われていたのを思い出し、途中BSC(琵琶湖セーリングセンター)に寄る。ディンギーは終了していて、皆さんバーベキューを楽しんでおられた。ディンギーは過去1回だけ ヨット部に所属していた従兄弟に乗せてもらったことがある。なんて忙しい乗り物なんだと思ったのがそのときの印象。風をよみつつ、タックはしなければならないし、あたふたとタックする際にブームででこちんはぶつけるし、手はずっとロープを握りっぱなしだったので、悴んじゃっていた。そとから みてると優雅に見えるけど、ディンギーって まさにスポーツだな!って 思い知らされたもんね。

それに比べてカヤックのスローなこと。マイペースで進めて行けるところがいいかも。
また 乗りたくなった。次回はシングル艇にチャレンジしようかな〜。