念ずれば花ひらく

”念ずれば花ひらく”これは、詩道一筋に生きた詩人 坂村真民氏のご母堂がどん底の生活の中で愚痴を言う替わりにいつも唱えていた言葉であり、板村氏の詩魂に火を付けた原点の言葉であるらしい。

よわねをはくな くよくよするな なきごとゆうな うしろをむくな
ひとつをねがい ひとつをしとげ はなをさかせよ よいみをむすべ
・   ・   ・   ・   ・
よい本を読め
よい本をよんで己を作れ
心に美しい火を燃やし
人生は尊かったと叫ばしめよ

<板村真民一日一言より>

致知2月号にこの言葉が載っていた。これは、坂村氏が己を叱咤、鼓舞勉励する言葉として紹介されていたが、それを読んでいるうちに、励まされた気分になり目頭が熱くなった。

常に希望を失わず、その明るいイメージを膨らませ、こつこつと努力して、念じ続ければ、いつかきっと花が開くと励まされた。
致知を購読しはじめて、改めて良かったと思う。私にとっては、あまりに濃厚な内容なので読み切るまでに次月号が届き、ちょっとオーバーフロー状態だけど。でも、一旦、その世界に触れれば、心を揺さぶられる言霊にであうことができ、涙が溢れる。その自分の感情に驚き、そして、それを知ら示してくれた大いなる力へ自然と感謝の気持ちが生まれる。