菊水鉾

Chumi2007-07-14


とあるかたのお声掛けで、祇園祭の菊水鉾を見に行くことになった。お声掛けいただいた方の同級生が菊水鉾の鉾町の方で、いろいろと深いお話をしてくださるという。
正午のエアロレッスンに1つ参加し、お風呂とサウナでさっぱりして、夕食用に子どもたちにカレーをつくる。
非常に強い台風4号が九州上陸するころ、夫婦で集合場所に向かった。
比較的混雑のすくない烏丸東口で滋賀から来られた方と、奈良から来られた方と無事遭遇。雨の中室町通へ向かう。悪天候であってもけっこう人の往来はある、でも、いつもだったらこんなもんじゃない。特に菊水鉾のある室町通りは狭くて、ふつうこのスポットは もみくちゃとなる。
まずは、お茶席へ。

お茶券が2000円という金額にもかかわらす待ち合いがいっぱいになるくらいの盛況ぶりだ。菊水鉾の浴衣を召した裏千家の社中さんたちから亀廣永さんの「したたり」というお菓子がだされ、お薄をいただく。したたりは、黒砂糖の寒天で、上品でとても美味しかった。
お菓子の写真はこちら↓
http://www.kyoto-kodawari.com/kodawari/ko_matsurikashi.shtml

会場には、巡行のときに鉾に飾られるお人形とその付属道具が飾られていて、鉾のお軸もかかってあり、祭りムードを盛り上げている。

帰りにお茶券と引き換えに、抹茶/菊の模様のはいったお皿(裏に菊水鉾と印がある)/絵馬 のどれか好みの物を選んでお土産にもってかえる。
生まれたときから、ずっと京都にいるのに、こういったお席にくるのは、初めて。
絵馬には、鉾の絵とともに、商売繁盛/不老長寿 菊水大王御護 とかかれてある。旦那は絵馬をえらび、私はお皿を所望した。
お皿にかかれてある文章を引用させていただく

菊水鉾は、能楽 枕慈童(菊慈童)の曲にある菊の露の「したたり」を呑んで七百歳の長寿を保ったという中国の故事に因んだ鉾です。菊水鉾会所には、千利休の師、大黒庵 武野紹鴎が好んで、そこに寓居を構えたといわれる名水「菊の井」という井戸の跡がありmす。このお菓子は、菊の露の「したたり」にあやかって作られた不老長寿の銘菓です。

この菊水鉾の由来となった、「菊の井」と呼ばれる井戸の跡を拝見し、その後、函谷(かんこ)鉾/月鉾/鶏鉾を遠目でみながら、室町を南下。
お声かけいただいた方のお友達は、どうもお忙しい時間帯だったようで、結局お話は聞けずじまいとなり、じゃぁ、どこかに入りましょうかということになり、近所の「笑笑」へ。ガラガラだった。悪天候でなければ、きっと満席に近いだろうに。実は、8:30に京都駅近くの楽坐を予約していたのだが、そちらはキャンセルした。
様々な話で盛り上がり、10時半ころお二人を京都駅までお見送りして解散。久々の居酒屋でちょっと飲み過ぎちゃったかも。



楽坐はけっこう雰囲気もよさげ、また機会があれば行ってみたい。
楽坐 京都本店(京都駅/居酒屋) - ぐるなび
あと二つ 四条烏丸界隈で行ってみたいところ
お酒も豊富だし、大好きな鴨ロース&鱧のおとしもいただける、しかも〆に石臼で挽いた二八蕎麦がでてくるとなれば是非行ってみたい。近くて行きそびれてるんだよねぇ。↓
sakae-an.com - このウェブサイトは販売用です! - 京都 歓送迎会 居酒屋 烏丸 宴会 料理 ランチ さかえ リソースおよび情報

こちらも何度か前は通っているが、まだ行けてない↓
まんざら亭 NISHIKI