容疑者Xの献身

昨日レイトショーで見てきました。けっこう小説に忠実だった。小説を読み終えたときは、なんともいえないやり切れなさに呆然としたけど、あの気持ちは、まぁ今回もかわらない。事件が解決しても確かにだれも幸せにはならない。ただ、福山雅治が湯川学をやっているから、小説よりもうんと華やかな印象だ。ファンは見逃せないだろう。ドラマより映画は良いできだと思った。場内ほぼ満席に近かった。最後までシーンとしずまりかえったまま。
堤真一、恐れ入りました。たいした役者だねぇ。
東野圭吾は心の闇に光をあてるのが上手いと思う。