やっと手に入れました!

Chumi2008-12-03


二年程前、とある会で女性の代表取締役の方と名刺交換した際、彼女が名刺を取り出した名刺入れに魅了された。彼女が魅力的な方だっただけに、その名刺入れと共に印象強く記憶に残った。
その名刺入れが、龍村美術織物のモノであると判明したのは、それから半年ほどたったある日「京都を買って帰りましょう」という雑誌を開いた時だった。
折しも出版社の編集者が関東に転職される餞別としてプレゼントすると、以前から欲しかったものだ、京都を離れる記念に購入しようと思っていたところ、柄もドンピシャで、どうして私の欲しいものがわかったのか?もしかしてテレパスか?とたいそう喜んでいただき嬉しかった。
龍村美術織物さんは正倉院宝物の織物に見られる古代柄の錦を同じ織り方で作成されている老舗で、今でも宮中に納められているそうだ。
この名刺入れをやっと買えるチャンスがきて、日曜日に祇園クラフトセンターまで足を運んだのに、あろうことかクラフトセンターは閉鎖されていてガッカリ凹んだ。その後のサーヨからの情報で祇園クラフトセンターは夏からずっと閉鎖され、最近になって、くろちくが買い取りなんか建てるということがわかった。さっすが祇園町出身!ツウである。
さて、クラフトセンターで手には入らなくなった名刺入れは、いよいよもって益々欲しくなり、ネットで検索すると本社直売店が御池の柳馬場にあることがわかった。
祇園より近いやん!
  龍村美術織物(京都) 公式サイト | 織物、和装小物、茶道具
てなわけで昨日朝からチャリをぶっ飛ばし、ようやくゲットだぜ〜!
雅に輝く錦の名刺入れが嬉しくて、娘に見せると
「渋っ!!」
の一言で片付けられてしまった。
実はもうひとつ、メッチャ迷った正倉院宝物柄はレイのドンピシャで、あっちはもっと渋いのよね。大事にしよっ〜と。