NLP初体験〜!

於:京都ウイングス
13:30〜16:30

参加者は、8名全員女性で 20代〜30代中心。チームー先生ハーレム状態?(笑)私ひとりで平均年齢をググッと上げてしまった(^^;
コトハナ関係4名(マイツールメンバー2名含) NLP経験者3名 と私、コトハナ関係者の方とは、以前ワールドCafeで面識あり。

まずは、自己紹介、このセミナーに期待すること、今の気分 +もう一言 を手短に一人ずつ前に出て 拍手を受け語る。メンツ揃いで 皆さん さすが、楽しいお話上手。そして、皆に共通して見られたのは、これからの自分をしっかり見つめていきたい、そのために良い変化を期待しているという気持ちに思えた。

「拍手を受けた時、それを制する動作(両手を開いて 手のひらを皆に向ける)をして下さい。」と先生より指示有り。
始りと終わりの拍手でその動作を実行。こんなのやったこと無かったので、なんだか偉そうで、ちょっと照れくさくてやりにくかった。が、その表情は表に出さず、有名人になったような気分で手をアップ(笑)もう早速ワークに入っているのか?


【まずは概論を簡潔に】
創設者は、3人の天才学者の理論と実践の共通点を見いだし、その組み合わせモデリングしたもの。
NLP(Neuro Linguistic Programming)とは、人間が、五感で受け取ったもの(情報)を過去の経験と照らし合わせ行動化する様式に着眼し、PTSDの治療に効果を発揮したが、単にカウンセリングの分野だけにとどまらず、教育、コミュニケ-ションの向上、プレゼンテーション、コーチング、マネジメント、子育てのツールとして 実践的に行う方法であり、学問ではない。
学問として位置づけしたくないがために、敢えて「NLP」といった言葉だけでは、連想しづらい名称づけをしている。


「考える」より「感じて」欲しいと チームー先生。



NLPの前提8つ】
以前は13個を提示されていたが、2009年4月より8つに絞り込まれた。くわしくは、ここでは略し、印象に残った物だけを書くと、
●8つの中でいちばん解りづらかった「地図は領土ではありません。」(The map is not the territory.)の真意の解説を聞き、やっと理解した(つもり)。現実のものは、個々の保持する各々違う物差しでは測れないし、自分のもつ物差しが現実を正確に捉えているかというと、そうではないという事実があると言うこと。
●フィードバックVS失敗  あらゆる結果と行動は成功である。失敗したと思っていても、それを達成するまでやり続ければ(フィードバック)、失敗にはならない。失敗はない、あるのは、フィードバックのみ。


【T.O.T.Eモデルをして実践していく】
Test→ Operate→ Test→ Exit
効果的な変化のプロセスはすべて、現在の状態から望ましい状態へと変化する。目標を明確にし、現在の状態を観察し、選択することが大切。ゴルフにたとえるとよくわかる。ドライバーで初めて、ホールの方向、風向き、グリーンの傾き、選ぶアイアンにより 最終的にホールインを目指す。


【コミュニケーションにおける大切なこと=気持ちをshareするお約束事】
●スウィルモデル 慈愛・無批判・気づき
相手を尊重し、まず受け入れること。先入観で判断しない、批判しない、アドバイスしない。そうすれば、「気づき」が見え、新しい道がひらける。

ラポール(信頼)を築く
傾聴(Active Listening)の大切さ。人の話を真剣に聞けない人は、信頼されない。



以上が 概論で話されたことで印象に残ったことだ。
さて、これからがお待ちかねのワーク。ふんだんにワークの時間を取って下さったのが嬉しかった。

二人一組が基本らしく、なるべく面識のない組み合わせの人ととペアに。

【ワーク1 壁顔での傾聴】
相手が1分半ほど 楽しかった話を もう一方に聞かせるが、聞く人は、うなずいたり、反応したりしてはいけない。許されるのは、呼吸と瞬きのみ。無表情でいなければならない。
これが、いままで人と話してきた人生の中で一番辛かった1分半だった!! うっかり、うなずいてしまうのだ。うなずいてはダメなので、それをしないように自分を制して「壁顔」でいるのが辛い辛い。相手の方に非常に申し訳なく思うのだ。そして、つい、笑えてきてしまう。笑っちゃいけないと思うと目が泳ぐ泳ぐ〜〜〜、相手の顔をまともに見ていられない。「早く終わってー、もう勘弁してよ〜〜!」と心の中で叫ぶ。
今度は、私が 話すが、相手は、頑として立派な無表情の壁顔。すると、おかしな現象が私に現れた。話が空回りして、うまく順序立てて話せなくなってくるのだ。これは、人形にプレゼンの練習をするより難しいぞ。


【ワーク2 ミラーリング
相手の動作を黙って、鏡写しでまねる。自分がまねする方は、必死でついていくが、まねされると気持ち悪い。それがだんだん笑えてくる。ミラーリングの効果は、相手から共感を得ることらしい。
つづいて、ミラーリングの実践。お喋りしながら、お互いがミラーリングをする。これが、難しい。話に夢中になるとミラーリングを忘れる。ミラーリングを意識すると、話がおろそかになる。
無知無能から有知無能な状態だ。これを無意識有能な状態に持って行くには、かなりの経験を積まなければと思う。

しかーし、ふと気がついた。自分が友達とレストランで話しているとき等、自分は友達と同じような態度をしていたり、動作を自然にしていることが多い。二人とも、足を組んだり、テーブルに両手を置いていたり、水を飲んだら、水飲んだり、ビールおかわりしたら おかわりしたり(笑) なんだ、心を許した相手とは、違和感なくミラーリングしてるじゃんよ(笑)これが、それなんだな! This is it. www


ワーク毎に一人一人が短く感想をのべ、気持ちをシェアするが、ここで参考になったのは、苦手な相手に対し、ミラーリングは、相手に好意を持ってもらうのに非常に有効な手段だと言うことだ。今度是非やってみたく思った。気づかれずに上手くできるかな?(笑)


【ワーク3 ニューロ・ロジカル・レベルチェック】(各人20分ほど)
今回は、これが一番 面白く感じた。
夢を実現した自分を明確にイメージしたところからスタートする。
その時のQ1環境を質問者が尋ねて 被験者はイメージを答えていく。質問は環境(○○さんは、どこにいますか?)→行動(今そこで何をしていますか?)→能力(○○さんの能力はリソースはなんですか?)→信念価値観→アイデンティティー→スピリチュアル  (くわしくは略 これは言葉で書くより味わってみないと/笑)

と言う具合に6つのレベルに応じた質問で 実際に場所を移動し、質疑応答し、6まで達したら、また同じ質問を今度は、逆順に質疑応答しなおし、最初のレベル(環境)にまで戻ってくる。
質問者の誘導(問い方)には工夫が必要だ。。台本棒読みではダメだと思った。被験者がなるべくイメージしやすいように言葉や口調や声のトーンを選ばなくてはならないなと思った。

不思議なことに、同じ質問なのに、行きと帰りでは答えが微妙に違ってきたり、より具体的になってくる。そして、答えている本人は、だんだんとテンション上がってくるのだ。はじめたときは、希望より不安のほうが大きかったのに、終わったときは、もうなんか嬉しくて嬉しくてるんるん♪なの〜〜〜!(笑)
このワークを終わって、はじめてNLPの持つ力に触れた気がした。楽しい♪


【ワーク4 エリクソン催眠体験】
ムーチー先生の指示通りになるべくニュートラルな精神状態で、まずは呼吸から、するとアラアラ不思議、お話を聞いている途中から、なんだか良い気分になって、ふわふわして、ゆったりして、眠っていないけど、身体が眠っているような、声は聞こえるんだけど、身体がぼ〜〜〜っとして浮いているようになってきた。トランス状態になったようだ。
催眠を解かれてからも、しばし うっとりしたような穏やかな気持ちになっていた。すっかりハマってしまいました。


ワークが終わってから、催眠の補足説明とこれからのNLPセミナーについて。今日はまだ 体験だからほんのさわりの部分だけだったのだ。
あっと言うまの3時間。(延長して下さったのね?)かなり充実したプログラムでした。

そして、NLPは、本で読んだだけじゃダメだということ、かならず実践的にワークを積むことが大切だと言うこと、利用価値があり、その範囲も広い、奥がまだまだ深いのよね〜〜〜、と実感した。


充実楽しかった時間をありがとうございました。なによりチームー先生のキャラが良かったなぁ(笑)




(おまけ)

朝起きたら♪雪のペンキ屋さんは お空からチ〜ラチラ♪

イグレクさんのフィグ ノア。フィグたっぷり!

千都くん、結構気に入ってたりして(笑)