なごりの春

久々に両親が暮らす湖北を訪ねる。7時半に自宅を出発。ドライブ途中、まだ早春の大原の里山の風景が心に優しく映る。もやのかかった山の端、柔らかい陽射し、田起こしをまつ田園。先日通過した時には茶色一色だった山々は、淡いみどりの芽吹きを迎え、ところどころに満開の山桜が薄紅色の色彩を施している景色は、まるで水彩画のよう。数日ぶりの暖かい日和に助手席でうとうととまどろんでしまう。
湖北につき、のんびりと義父、義母と談笑。元氣でいてくれる両親に感謝。白谷温泉にいこうと思っていたが、「さらさ」から旦那の誕生日招待券が届いていて、白谷は次回にもちこし、マキノ高原温泉「さらさ」に行くことにした。
温泉にいく前に、庭に植えたタラの木からたらの芽が丁度食べ頃に育っているのを発見。旦那が脚立を持ち出し、採取
今夜は、たらの芽の天ぷらにしよう!この季節ならではの自然の恵み。
山はハイキング以上キャンプ未満のお客さんで丁度いい賑わい。お風呂は比較的空いていた。幼児中心の家族ずれが多く、幼子と母親のやりとりは、微笑ましく、心が和む。子どもたちの小さい頃を思い出されて懐かしかった。こんなに幸せな氣持ちにさせてくれるなんて、赤ちゃんのパワーってすごいね。
バブル寝湯、露天風呂、ちょっと熱めの湯、外気浴、露天風呂とゆっくり1時間かけて入浴し、体がほかほかになったところで、今度は旧道から海津大崎にくりだし、お花見へ。沢山の方が来られていた。桜のトンネルは見事。渋滞に巻き込まれないように早々にスルーして退散。
安曇川まで車を走らせるが、バッチリ渋滞につかまり、方向転換して、朽木へ回る。途中、江文峠といつものコースで西賀茂から入洛。
氣持ちのよい、一日でした。市内ではもう桜は散っていますが、北の方ではまだまだ春が楽しめますね。

夕食後、「エチカの鏡」を思わずみる。「妻力」特集。
10の質問のうち私は8をクリア。先日から旦那がかかわっている「亭主関白協会」の方がでていて驚いた。
夫も妻も、今 お互いの夫婦関係を見直し、なんとか夫婦仲良く幸せになろうとしている時代なんだと感じた。夫婦は家族の基本の単位だもん。まず、ここが肝心だとおもう。