爆笑保護者会

新学期の第1回保護者会は、役員の選出が恒例重要事項だが、今回は、修学旅行案内と進路指導講演があった。修学旅行は7月に3コースに分かれて北海道へ。去年のインフルエンザの大騒ぎを鑑み海外は除外された。万一の場合の体制も万全に計画されている。
進路指導部の先生から受験について結果と傾向と今後の予定について説明があり、受験に対しての心構えが話された。
国語科の先生とあって、お話が抜群にお上手。蕩々と話されるが、保護者の不意を突く語彙に皆 爆笑につぐ爆笑。毎回そうなのだが、この学校の保護者会はいつも笑いの渦に巻き込まれる。
以下、忘れないようにメモをとった。

  • 勉強以外に学校活動をしっかりやる→学祭やクラブが終わった時点でスイッチが受験に向く
  • 授業に真剣に臨む。定期考査は多少体調悪くてもしっかりうける→受験時期は体調を崩しやすい季節、予行演習としての心構え
  • 遅刻をしない→遅刻をする心は、勉強を諦める心と根っこが同じものである。月1回遅刻をする者は、志望校合格率7割だが、月2回以上遅刻をする者は合格率が3割とのデーターがある。
  • 親は、存在するだけでプレッシャーになるので、見守るに徹する。余計な口出し無用。子どもを信じる。一番いけないのは、親も一緒に勉強を始めるという気持ち悪い行為だ。子どもは進路について親などに相談しないで自分で決めていくが、子どもから相談があったときは、相当悩んでいる時なので、その時は真剣に受け止めてあげること。「あなたのために言っているのよ」と言ってはいけない。「私が不安だから尋ねるんだ」と言うこと。
  • 模試は合否判定に左右されないこと。判定など何の意味もない。どの問題がわかっていて、どの問題がわかっていないのかを知り、勉強に活かすことが重点。


講演後、各教室に分かれ、いよいよ役員選出。また今年もよろしくね〜!と以前ご一緒だったママ達と談笑。
先生は2回目、現在生徒と面談中で 生活改善点を自分で考えさせているという。危機感だけでは、持たないので毎日「ピチピチ」の状態で登校するように心がけるよう、指導されている。
クラス目標は、1.誠実に聞く姿勢を 2.ひと肌ぬごう---脱ぐにはまず、「気づき」が必要。「居心地の良さ」は与えてもらうモノではなく、自分が貢献して作っていくモノだ。
立候補者があと2名決まらず、しかたなく抽選と相成りました。働くママが増えているので、役員選出はどの学校でも大問題なのだ。
ひとまず、今年はセーフ。