珍道中

昨夜は大変であった。避暑に湖北へと夜間ドライブしたのだが、目的日に着くまでありとあらゆる事件が起こった。
まず、市内からR1へのバイパスへ乗りそびれ、いきなりパニック。五条東大路の交差点で第2の入り口を思い出し、ぎりぎり車線変更し なんとか乗れた。
次が一番問題であった。名神高速にのらずに西大津バイパスに乗らなければならない。斜線をうかっと間違うと翌日は、富士山を拝むことになる。
どぎどきしながらもなんとか西大津バイパスに乗ると、前方がやたら暗い。車があまり走っていないのだ。
「おかあさん アッパービームにしたら?」と助言を受ける。そっか〜。アッパーという手があったな。ほとんど市内走りのわたしは、夜間走ることも少なく、アッパービームを使ったことは、ほとんど無い。
「よっしゃ!」とレバーを手前にひくと フロントウインドウに水が!! 横で「うひょ〜 噴水だ〜」とはしゃぐ息子。 わりゃりゃ〜 これは、ウインドウウォッシャーじゃないか!レバーが左右逆! 
料金所に着いて、自動改札でおつりの10円を落とす私。「おじさ〜〜ん、すみまっせ〜〜〜ん! お釣り落としちゃった〜〜!!!」おじさんが出てきて拾って下さった。ありがとうおじさん。
それから、勢いよくスタートーを切った矢先に 空がピカッと光った。え????稲妻?
そう、この日は雷雨であった。雨はおさまったが、稲妻だけがときおり暗雲の空を昼間の明るさに光らせていた。だが、待てよ。今の光方はちと違うゾよ・・・・まっまさか・・・・写真取られた??? スピードメーターを見れば80 速度規制は一応60。きゃ〜〜〜どうしよう???
いやいや取られてしまったならくよくよ考えても仕方がない。追ってサタを待とうと腹をくくる。
2時間近く走ってようやくいつもの降り口にちかずくがどこでおりたらいいのかいまいちわかっていない私に「おかーさん、次やで!”大沼”で降りルンやで。」あーお前を連れてきた良かったよ。
大沼で降りれば 見慣れたいつもの交差点である。ホッとする私。このまま測道をはしればもうすぐだ。と車を進めると後部座席からウッチャリが「おかーさん!おかしい!茂みがない!道が何時もと違う〜」「え?は?は?」とよく見れば一通の道のはずが2車線で対面に大型トラックが走っている。げ〜〜〜〜〜〜!!!!何ここ_???「うも〜〜 おかーさん またバイパスのったな!」とバンビーノが笑い転げる。「明日は福井だ。」
ぎゃ〜〜〜〜〜〜 そんなそんな 今降りたばかりだよ。なのになんで私またバイパスにいるのよ!
でも大丈夫次でおりればいいんだ。次は”沢”だ。ココはよく知っている。何処につれていかれるのかとウッチャリも気が気でない様子。後部席からフロントへ顔を出す。
無事”沢”でおりて交差点でUターン。1通の測道を走る。
ところがどこで右に曲がったらよいのか真っ暗でわからない。「うえ〜ん どこじゃ〜」と言えば「カーブミラーのあるところだよ」と冷静なバンビーノ。
そしてそのカーブミラーを右折してバイパスをくぐると・・・・道がない!
「げー ここちゃうやん! 道ないで〜!」とビビリながらバック。次にもカーブミラーがみえた。横の景色も昼間見たことあるような建物がある。「ここや〜〜〜!」
ようやく目的地への導入路にたどり着いた。
あ〜〜〜緊張した疲れた。だから夜走るの嫌なんだよ〜〜。
到着してお風呂に入って 親子共々ばたんキューよ。