我が輩は犬である


塾のお迎えにいき、授業が終わって子供が出てくる10分ほどの時間をもてあます私は読書の時間に当てている。「なにもしないでぼーーーっと待つ」ほど私には辛いことは無い。そんな時間をつぶすには、軽い読み物で短編集の本がもってこいだ。
ただこちら推理小説とあって、読み始めると止まらない。帰宅してもついつい読んじゃって あっと言う間に完読。

犯罪がおこってしまう環境というのは やはり暗い。病的でさえあるようにも思う。宮部さんは ただ単なる謎解きで終わらず、家庭環境とか人間関係とか社会のあり方とか、そういった様々な現代の問題点を推理小説という手法であぶり出しているように感じた。

写真は車内のシガーライトを電源にできる読書ライト。ちょっと暗いんだけどルームライトつけずに本が読めるので重宝してます。