劇団詐欺

義姉からメールが来た。ついに義姉の家にも　オレオレ詐欺の電話がかかってきたというのだ。
「こちらA警察署交通課のものですが、○○さん（甥っ子の名前）のことで・・・」と電話の声は言った。ここで義姉は　「お！オレオレ詐欺だ！」とピーンと来た。だって甥っ子はY市で仕事が忙しくここ数週間自宅のA市内にはにもどっていないからだ。だからありえない！と思った訳だ。おまけに義姉の声は若くいつも子供に間違えられるらしい。このときも「お父さんがお母さんはいますか？」と言われたそうだ。賢い義姉は「いないけど何の御用ですか？」と言ったら、ガチャッと切れたそうだ。

義姉の近所の友人の友達のところにも劇団詐欺から電話があったらしい。義姉メールを引用すると、劇団詐欺ってのは　それぞれが　ある役割をして　演じて　詐欺る　新手のオレオレ詐欺なのだ。その人は　ヤクザ風の男から　娘を　預かっている（で、そこの娘の名前，生年月日など個人情報が　知られていた）。電話の向こうで　女の子の　おかあさーん　助けてーって　叫び声が聞こえて　動転してっから　もう　自分の娘だと信じきったんだって、その人は。身代金　500万を　どこから　工面しようかと　しゃべりながら　考えていたそうな。けど　ラッキーな事に　そこに　ご主人がいたので　電話を代わったら　切れた。っていう話し。すぐ　警察に言いに行ったら　警察は　誘拐が本当だったら　電話の時点で　すでに殺されていますから　本人が助けを呼ぶ訳はないって言われたらしい。

高齢者はよくひっかかっているが、最近は中年主婦層にまで被害が出てきたとニュースで言っていた。最近はどの銀行のATMにも「オレオレ詐欺に注意！振り込む前に家族に確認の電話を！」とシールが貼られている。あんなのに引っかかるなんてアホやね。と思っていたが、いざ本当に自分に電話がかかってきたらどうだろう？我が子のこととなると　とたんに不安になってしまうかもしれない。自分一人で決して判断しないことが大事だね。

義姉は、気持ち悪くなってすぐさまNTTにナンバーディスプレイのサービスを申し込んだらしい。うちも光電話に変えて　ナンバーディスプレイサービスもNTTの半額だし、この話をきいて申し込もうかなぁと思ってる。
しかし、警察も「誘拐が本当だったら　電話がかかってきた時点ですでに殺されています」って言いきる？（笑）皆さんも気をつけて。
写真は朝の通勤路でパンダに出くわした風景。これから年末に向けて取り締まりが厳しくなるね。Be careful!