スパイダーマン

昨日娘が友達からスパイダーマンのビデオを借りてきたので 家族で見た。普段なら 受験生のうっちゃりがいるので 娯楽TVを見るのをなるべく控えている。なんせ宿題がどっちゃりで映画を見ている時間の余裕はないのだ。子どもに辛抱させて 親が馬鹿笑いするような楽しい番組を見るわけにもいかないから、私も自粛している。が、今ヤツはドイツでそれなりに楽しんでいるのだから、こっちも気兼ねなく楽しめた。
こういった類のヒーロー映画は「さえないヤツが実はヒーローだった」というおきまりだが、これももちろん例外ではない。
笑えるシーンがたくさんあり、まるでマンガで単純に痛快で楽しめた。始めの変身のダササには大笑い。娘の友人のテープはテレビ放映をビデオ撮りしたものだったため 「途中5分ほど砂嵐があるしな!」というnotice付きだったが、その通りちょうど良いところで砂嵐が始まり、早送りしたら とんでもない闘いに展開していたので どーしてそうなったか そのシーンが見られなかったのが悔やまれる。

観賞中にハプニングが起こった。テレビの前に寝そべっていたバンビのお尻に向かって 天井から蜘蛛が糸を吐いて つつーーっと降りてきた。
「うお!危ないぞ!バンビ!喰われる〜〜! 変身するぞ〜!」とマジ焦った。あらまぁ すっかりその世界に入り込んでいる私。「あんなに強くなれるなら喰われたほうがええんちゃうんけ?」と旦那。
それにしても、なんとタイミング良く蜘蛛が降りてきたことだろう。
以前ポセイドンアドベンチャーを見ているときに潜水艦が揺れて ヤケに臨場感があるなぁと思っていたら実際に地震が起こっていて(爆) ビビッたことがあったけど、今回のこのハプニングにも かなり受けた。映画が現実になっちゃいそう〜(笑)

最後 MJの愛の告白をピーターが拒絶したのが悲しかった。MJがかわいそうなのではなく、ヒーローとは いつも孤独なものなのだというのが哀しかった。

ふっとヨンジュニの事が頭をよぎった。有名になればなるほど自分で自由に行動できなくなり 自分を見失ってしまいそうになる。真面目で完璧主義ならなおさらだ。だからこそ あんなに人気があるのにさっさと結婚してしまったキムタクはつくづくエライヤツだと思うんだ。ま、彼の言う「俺流」なんだろうけど。あらら・・話しがそれました。

だが、MJは気付く、このキスの感触!あの時スパイダーマンと交わしたものだと。そしてストーリは「つづく」を暗示させる。
次のスパイダーマン2は TUTAYAで借りて見たいと思う。