ハッピートーク

校内誌の制作もあと1号を残すのみになった。いままで順調に進んできたが、最終号は入稿が遅れている。しかもページ構成が変わって8pが12pになる予定。というのは、400〜800文字くらいで依頼していた原稿がなななななんんと4000文字以上で入ってきた。「1字も削ってほしくない」そうだ。参った!あまりに想定外のことだったので、思わず大笑いしちゃったよ。誌の半分以上がその記事で埋め作られてしまうじゃんよ。
しかし、敏腕編集者は 直ちに執筆の御礼を言うと共に紙面の都合上大部分がカットになる了承をとりつけてくれた。流石〜。
で、この手書きの4000文字の処理をどうしよか、ということである。担当編集者が要約してくださるようにお願いしたけれど、旦那にいわせると「著者につきかえして短くしてもらえ」と言う。でもご本人は 1字も削ってほしくないのが本音なんだよ。原稿料が入るわけでもなく、小さいお子さんがいらっしゃるのに 「手書きで4000文字」だ。そのパワーに恐れ入る。その彼女に「せめて1/5にして下さい。」なんて言うのはかなり勇気が要る。本当はそれが正しい筋道なんだろうけれど、”編集”ということがよくわかっていないようなご本人に丹念に書いた4000文字を自分で圧縮するのはツライだそう。自分の書いたものが削減されるというのでも気分が悪いかもしれない。彼女を気持ちを尊重し、手書きはその原文のままデーター化し、金色の天使付きのゴージャスなフレーム飾りでプリントアウトし、FD付きで進呈することにした。んでね、このレポート、再現VTRに勝るとも劣らない詳細レポなんだけど、著者自身がどう感じたとかの感想は一言もない・・・・現場でビデオも撮ってたんですがね。とほほ。

こんな騒動の中、年度末に本当の印刷に回す校内誌が動き出した。予算10万円250部の予定だ。その初めての企画会議を今晩行った。
走り出すとあとは段取りだけだが、まず始めの企画は大切。ワンマンで走りたくないし、委員全員の意見も反映したい。
まず意見がたくさん出るようにしなくちゃな。と会議の始めに「場づくりのためのアイスブレーク」として”ハッピートーク”をしてもらった。最近身近に感じた小さな幸せを1分以内で各自話してもらう。
なかなか1分にまとめるってのも話し慣れていないと難しいのだ。
それに突然お題をふられて「ハッピーなことって ないなぁ〜」と頭を悩ますみんな。かなり皆さんお忙しい毎日のようで、”思い出す”ことすらままならず、始めはなかなか出てこないようだったが、ひとりふたりと話し出すウチに子ども中心でハッピーに思った出来事を話して下さった。

  1. ミニバスの試合でドラマチックな展開ののち準優勝した。
  2. YAMAHAのフェスティバルに出られるようになった
  3. 毎年受けるインフルエンザの予防接種で
  4. ぎっくり腰がカイロで
  5. 自分は身体が弱いが子どもは
  6. 大文字駅伝の練習で

・・タイムアウトだ 次回