作品展

Chumi2006-02-22


毎年この時期、小学校では子どもたちの習字・絵画・工作といった作品を展示する。先週末 うっちゃりが一生懸命取り組んでいたのがこれだ。小物入れなんだろうか、ドラえもんの蓋をあけると底にドラゴンボールの龍のキャラがサッカーボールを足で押さえてポーズしてある絵が見える。
塾に追われず 時間がたっぷりあった精神的余裕がでている。丁寧に落ち着いて彫った絵柄や面相筆で細かく塗り分けた細部にその集中力と心の余裕がうかがえた。こういった芸術作品ってのは、ほんと心理状態がよく現れるもんだね。ここ二〜三年の図画・工作のできばえといえば、ものすごく雑か手抜きであったし。
「22日に作品展があるし、絶対きてな〜」
「いつも参観日といっしょにあるやん。22日は参観日?」
「・・・・参観日は23日」
「ほな 小学生最後の参観日に行って一緒に見るわ」
「あかんあかん 作品展は22日の1日だけ」
「へー? いつも3日くらいあるやん。参観日はどうしょ?」
「こんでええ」
「そやなぁ 仕事もあるし2日もとられるのはかなんなぁ〜」

うっちゃりが参観日にこなくていいと言ったのは、これが初めてだ。大抵子どもたちは、中学年〜高学年になると親が学校にくるのを恥ずかしがって嫌がる傾向にあるが、上の子たちと違って うっちゃりだけには、いつも「来て欲しい」といわれてきた。
ところが、大抵参観日は20日過ぎに設定される事が多く、ちょうど自分の仕事が忙しくなる周期なので、彼の希望にそってやる機会は半分くらいだった。中学年の頃から「来て欲しい」が「できたら来て欲しいけど、どっちでもいい」になり、前回までには「どっちでもいい」と変化してきた。
そういえば、少し前までいっしょにベッドで寝たがったが、最近は寄りつきもしないなぁ。相変わらず1日1回は膝の上に乗ってくるけれど。ほとんど私と変わらない体重で乗られるとしんどいんですけど〜〜〜。
なにかの育児書に甘えてくる間に甘えさせてあげるほうがいいと書いてあったけど、そろそろそう言った時期ともお別れかもしれないね。

ところで、青い棒が1本抜けているんだけど、1つ抜けているのは母譲りのあんたの性格??

案の定、作品展は22/23/24の3日間の開催であった。こんにゃろめ。教室でなにか母にみられてまずいことがあんのか?
「来なくていい」と言われると妙にいきたくなるじゃんか。