音遊人

YAMAHA フィーリングクラブの会員である我が家には、音楽情報誌が定期的に送られてくるのだが、今月から その会報誌が一新され、『音遊人』(みゅーじん)という創刊号が送られてきた。
YAMAHAの商品はもちろんのこと、新譜やアルバムの紹介のほか 音に関するエッセイや記事も 以前に比べかなり充実していて読み応えが有る。
特集は、ご多分にもれず今年のトピック『モーツアルト生誕250年』であったが、パラパラと誌をめくると、ふと目が留ったタイトルがあった。
『カラダに効く音楽』ー第1回 鍼灸ラフマニノフ
執筆者は 鍼灸師で、ここ十年のベストワンの曲は 映画『ある日どこかで』のサントラ盤の中の一曲でラフマニノフの『パガニーニ・ラプソディ』だという。なんでもこれを治療中にかけると、ピアノの響きがカラダに鎮静作用を与えて、じんわりと鍼灸効果をもたらすそうで、お灸をしているとき、この曲が流れていると患者さんから軽い寝息さえ聞こえてくるというのだ。
う〜ん、聴いてみたい!

ということを先日広報委員会の打ち上げで お子さんがピアノコンクールの全国大会に出場することになったママに話すと「ラフマニコフは 今いい音源がないけれど 関本昌平さんと親しくしているので いいショパンがある」と紹介していただいた。「ショパンも好きです。是非」と言う話になり、「お礼の気持ちに」と関本氏の「ショパン・リサイタル」と「第15回ショパンコンクール本選」がやってきた。
クラシック界はその歴史の長さから大海であるから、楽曲も豊富であり、1つの曲でも演奏者によって全然違った印象を受けるように感じる。だからどの何が良いのか まったくわからなくて手がつけにくいんだけれど、こうやって 良い物をお薦めいただくと ほんと嬉しい。
久しぶりに 繊細でメロディアスなショパンに浸ることになった。しかし すごいわね。関本氏 一体何本の指 生やしてるのかしら? あまりの細やかな音の連続とその表現力に感動。ユキミママ すばらしいプレゼント ありがとう!

こうゆう時ってさ、いい音が聴きたいし、そしてそれが何よりの心の慰めになるのよね。
ラフマニコフのパガニーニ・ラプソディもトライしてみましょ。

それから、ここのところ自分のノーミソの劣化が本当に恐ろしいことになってきているので受験が一段落したら、リハビリを兼ねて、またピアノやりたいなぁ。弾きたい曲は一杯あるけど・・・指が動かんだろーな〜。HANONからでもやり直しますか。