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明日 敗者復活戦を控えたバンビは、朝方のリズムがくずれないようにと、今日もいつも通り6時に起床。仕事が繁忙期を迎え、土曜も出勤日だったから、日曜の今日はもう少しベッドで惰眠をむさぼりたかったが、息子は頑張っているのに、母がダラケてなんかいられない。重いカラダを起こし、ノロノロと家事を始める。
昨日印刷屋さんから念校が入ってきたので、目を通し、校了となった原稿を印刷屋さんの担当者の自宅までポストインしに行く。担当者は、うっちゃりの同級生の親であり、我が家から歩いて数歩のところにあるマンションだ。近いって便利。向こうもウチにポストインしてくれるので、作業のロスが少なくて済む。
帰宅するとインターホンが鳴った。東京大学からの書留郵便だった。「なんか来たよ」と黄色いペラペラの封書をバンビに渡す。ペーパーナイフで丁寧に封を切り、中身を確認するやバンビが天に向かって叫んだ「くそーー!!あと9点やったんや〜!!」
不合格通知には、ご丁寧に不合格者のランキングが記されていた。バンビはA判定だった。今更、A判定だとて虚しいものだが、発表を茅ヶ崎から現地まで確認しにいってくれた姉の写メにバンビの番号が欠落した画像しか確認情報として今までなかったから、この印刷物は にわかに実感のあるものに感じた。本人は、「悔しい!惜しかった!」といいながらも意外と吹っ切れているようすだったが、今度はこっちがダメだった。洗濯槽から脱水の終わった洗濯物をランドリーバスケットに取り出しながら、ポロポロと涙がごぼれた。たった9点というが 1点差で同点がズラリと並ぶのが入試だ。それがわかっていながらも、瞳を輝かせて入学してからの夢を語っていたバンビの笑顔が浮かんでくると、力不足とはわかりながらも悔しさがこみあげて しばらく涙が止まらなかった。誰にも気付かれたく無かったが、鼻までかんでしまった(笑)
泣いたら疲れて、ちゃんぽんを食べてお腹がふくれると 今度は昼から睡魔が襲ってきた。まるで子どもだな。洗濯物を畳む手も怪しくなってきたので仮眠をとる。
「明日の朝は、ごはんにして。ししゃもが食べたいなぁ。」と言っていたバンビの声を思い出し、うっちゃりと生協にお買い物に。その前に書店に寄り 陰陽師の新刊を買う。
- 作者: 夢枕獏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 文庫
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もう一つのお目当ての モンキーマジックの「Around the world」のシングルはソールドアウトだった。アマゾンで頼もうかな。
今日の京都は雨、二〜三日続いた春のような陽気と打って変わって、また寒い冬に逆戻り。外の冷たい空気に触れると、少し気分も変わった。明日も冬型らしい。明日は百万遍まで送るから 今日は早く寝ようっと。
焦らないで、落ち着いて。そして、最後まで諦めないで粘るんだ!