紅茶のクグロフ

Chumi2006-09-06


畝がとっても素敵なクグロフ型を使って、紅茶のバターケーキを焼きました。紅茶は、トワイニングレディグレイ。フードプロセッサーに付属のお料理ブックレシピには、アールグレイとかいてあったのですが、まぁ同じようなもんやろ(笑)と。
この付属のお料理ブックのパン・お菓子ページを監修してらっしゃるのは、かつて国際線キャビンアテンダントとして活躍され、各国の美味しいお菓子とお料理にひかれ、結婚退職後、パリのコルドン・ブルー、エコール・ド・リッツエウコフィエ、ドイツのビルフェンビッテル国立製菓学校等で製菓を学ばれ、現在HNKなどTVでも活躍されている洋菓子研究家の加藤千恵さんです。著書「フードプロセッサーでお菓子革命」も気になるところ。
さて、このクグロフ型、私の生活圏ではなかなか見つからず、先日梅田へ行った際、阪神百貨店でやっと見つけました。阪急百貨店にはなかったのです。しかも、阪神でもたった1タイプしかなく、これが、16cmの藤野真紀子ブランドのmanymanymakeでした。品物は、ドイツKAISER製で、まず、その型の畝の美しさに惹かれました。しかし、値段を見ると・・・高い!うう〜む。

  • コレを使って初心者にうまく焼けるだろうか?
  • 1回は使うにしても今後何回使うだろうか?シフォンケーキもさほど作っていないし(だって卵白ばっかりいるんだもん)
  • 15cmじゃないけど、容量的にうまくいくだろうか?
  • ネットでもっと安く、15cmのモノがあるかも?

などなど価格とかけひきしながら、クグロフと売り場でにらめっこすること10分(笑)ものを買うときは、かなり慎重です。でも、「いい物は、大切に長く使えるから!」と我が家に持って帰ることに。
クグロフという言葉についても調べてみると、アルザス地方(フランス北東ドイツとの境目)でクリスマス期には焼かれるお菓子パンであり、この地方の家庭にはかならずこのクグロフ型があるということ(まるで、大阪人の家には、かならずたこ焼き器があると同じようなものですね。民族文化ですねー)クグロフ型で焼いたものは、すべて「クグロフ」と呼ばれること。現地では陶器でできた大小の型があること。それから、マリーアントワネットがこよなく愛した菓子であること。がわかった。
へぇ〜 マリーアントワネットかぁ〜。と中世に想いを馳せながら、いよいよ制作に。
フードプロセッサーとそのレシピ、そして優秀なオーブンのおかげで、無事美しくしっとり焼き上がりました。味も、どんと重くなく、甘くなく、ちょうどいいです。紅茶とレモンの香りがほんのり素敵。
今回の失敗点は(笑)オーブンに入れるとき、お皿がくるくるまわるのを考えずに、中央に配置せず、端に置いたため周辺部と中心部の熱効率の違いからか、ふくらみ方に差が出てtopのふくれ方がゆがんでしまった。もう1つ。top(ひっくり返せば底)が少々焦げた。もう少し早めにアルミホイルでカバーしたら良かった。
最近よく行くサイトは クックパット。レシピ検索No.1/料理レシピ載せるなら クックパッド今日会員登録しました。

先日このレシピで↓ カレーライスをつくったら 美味しかったのです!
   ◇こりゃほんとにウマイ◇至福のカレーライス by くまのみ

本来クグロフは イーストを入れて一晩寝かせて焼くパン菓子のようなので、時間があるときは、いちど挑戦してみよう。
こちらもリンク張らしてもらって参考にしませう。
http://www.e-recipe.org/series/euro_sweets/004.html
http://www.geocities.jp/deutschebaeckerin/EUBackstube/Kougelhopf.html

次回は、ミルクケーキか ミルキーケーキ by メアリーローズ
マーブルでも 泡立て不要☆マーブルクグロフ(^▽^)♪ by さやぱん試してみたいなぁ。
mnaymnaymakeのケースには藤野真紀子さんのレシピもついていました。(藤野さん、オレンジページで拝見してから、素敵な人だなぁ〜と、密かにファンでしたが、なんと参議院議員になるとは・・・)このうねうねが本当に綺麗で、焼き上がったときの満足感大です。粉砂糖を振って白くお化粧したり、アーモンドを並べてもかわいい!

もう1つの畝型も今更ながらネットで探し当てました。↓
http://www.oritomo.co.jp/bakeware/kugurofu_sili.html
フランチポップさんとかは、こちらの畝型をつかってはるようですね。クックブックもこのタイプでした。畝が下まであるのがフランス風で畝の切り替えがあるのがドイツ風?(笑)