ボケに磨きをかけよ

今日の産経ニュース・・・笑ろたわ。
以下抜粋

振り込め被害額 東京は大阪の10倍 なぜ大阪で少ない?
■おばちゃん、商人気質に撃退の秘訣あり
警視庁が逮捕した私立札幌大の学生らによる振り込め詐欺の犯人は「東京は金持ちが多いと思った」と供述。一方、大阪府警が先月23日に逮捕した犯人は「大阪人は電話しても無駄が多い。なかなかひっかからない」とぼやいたという。

 このあたりに“被害格差”の原因がありそう。府警によると、電話をかけてきた犯人に「あんさんは、誰だんねん」「うちの息子は『オレオレ』いう名前とちゃいま(違います)」と、逆に質問攻めにして撃退したケースが多いという。

 「大阪人、とくにおばちゃんは、自分のイヤなことはイヤ、とはっきり主張する。話がおかしいと思ったり、疑わしい場合は躊躇(ちゅうちょ)することなく電話の相手に『怪しい』と意思表示できる」

 大阪文化を研究する相愛大学客員教授の前垣和義さん(現代大阪論)は、大阪の人たちの気質をこう解説する。

 大阪をはじめ、関西人でおなじみの「ボケ・ツッコミ」も重要なカギを握っているようだ。

 「大阪人は日常会話でボケ・ツッコミを楽しんでいるが、実は『ボケ』るには頭の機転が求められる。大阪人はふだんからボケを鍛えているので、予期しない電話にもとっさに対応できる」

 前垣さんによると、商人の街として商売人が厳しい競争を生き抜いてきた大阪では、近所とのコミュニケーションが今でも濃密という。

 東京と大阪の“被害格差”について、前垣さんは「大阪には、自分で判断できないときに隣近所の人に聞ける人間関係が残っている。東京ではそういった関係が希薄だから、一人で問題を抱え込んで『振り込め』の被害に遭うケースが多いのでは」と分析している。

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「詐欺の心理学」の著書がある駒沢女子大教授の富田隆さんは「社会全体で、他人とのコミュニケーション力が低下していることが被害者が減らない一因。例えば孫と普段から触れ合いがあれば、交通事故を起こしたと電話がかかってきてもすぐに信じないし、近所に相談できる人がいれば金を振り込むケースは減ります」と指摘する。

 富田さんは、詐欺に遭わないために「目標を持って主体的に生きること」を勧める。「夢に向かって生きている人はだまされにくい。実現のために家族のサポートも得ようとするなど人間関係が広がっていくからです。親密な人間関係を持っている人はストレスにも強くパニックにも陥りにくくなります」と話している。
産経新聞) - 9月23日8時0分更新
 

確かに ぼけようと思っても相手がいないと ぼけられへんもんなぁ。「ボケ・つっこみ」は、すごいコミュニケーションツールなんや。大阪のおばちゃんはエライ! いつもカバンに飴持ってて、”食べはる〜?”とか言って、隣の人に渡す・・・と雰囲気がほぐれて会話が弾む。ーーーこれは、ファシリテーションでいうアイスブレイクの手法の一つ。それを天然でやってるんだからすごい。というわけ。大阪のおばちゃんは、天然のファシリテーターなんやわ。しかも、オレオレ詐欺も歯がたたへん。
でも、ぼけは、ぼけでも私のボケは、天然のボケやから、頭は使ってない。だって、自分ではぼけてるつもりじゃないのに〜〜。廻りが笑うぅ〜〜。てか あきれる。本人凹んでるのに。