あとからくる君たちへ伝えたいこと

先日ドラちゃんから「変なこと聞くけど・・」というサブジェクトでメールが入った。鍵山さんという人の本をしらないか?ということだった。
1月17日の読売新聞に道徳に関する作文で最優秀賞を受賞された警官の方の記事があり、そこに鍵山さんの本のことが紹介されてあったそうだ。鍵山さんって、イエローハットの相談役の鍵山秀三郎さん? 記事はご主人が処分してしまったそうで、かわりに私が家にもどり見つけ出しドラちゃん家に届けた。鍵山秀三郎さんは、素手でトイレを掃除する人として有名な経営者である。
その記事には、「おれは、やっていない」と主張する前科ものの入れ墨がある青年にある事件で取調中、鍵山さんの本を読ませてみたところ、一時間じっくり読んだ後、「おれは、この中に書いてあるどのひとつもできていない」と涙をうかべ、「僕がやりました」と白状したらしい。さらには、鍵山氏がおこなっている「お掃除の会」に自分も行けるだろかと申し出たという。
鍵山さんの本ならたしか致知に載っていただろうと探して、わたしも注文することにした。それが今日届いた。

あとからくる君たちへ伝えたいこと

あとからくる君たちへ伝えたいこと

内容は、鍵山さんが各地の中学で講演したことばで小中学生でも理解しやすい言葉で記載されてある。昔は、当たり前であった倫理観は、現代は通用しなくなってきている。きちんと大人が教育として子どもたちにつたえていかなくてはならないんだなと強く感じた。
概してこういったことは、親から子へと自然につたえられる家庭の教育であったが、親が道徳的なことを子どもにいってきかせるときまってこどもたちは、煙たくいやがり、まともに聞く耳をもたないのが悲しいところ。
鍵山さんの講演が身近であったなら、是非拝聴しにいきたい。