ゲームの名は誘拐

てらちゃんが先日東野圭吾の本を3冊貸してくれた。そのウチの一冊。
お嬢さんがファンらしく沢山蔵書があるらしい。ありがたや〜。読みやすいのと話の先が知りたくて、スイスイ読めた。ただ、お風呂の中で読んでいて夢中になり、入浴中であるのを忘れてしまい、のぼせそうになった。だは。

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

後書きは、藤木直人だ。映画化(g@me)されたときの主人公を演じたらしい。お相手は、仲間由紀恵さんだ。小説と映画は少しずれがあって、映画の法がよりエンターテイメント性が高いようだ。東野圭吾氏がこの本について、「良い人がでてこない話をつくりたかった」という着眼点がおもしろい。そんな冷酷無比な登場事物ばかりなのかと思ったけれど、そうでもなかった。ただ、最後に葛城氏が「事件の伏線をはるのは、会社軽々に比べればたいしたことじゃない。企業のトップにいると、無数に近い人間をだまさなきゃならない。従業員たちとか、消費者とかね。」と語った言葉が印象的だった。
映画の方もみてみたいな。久しぶりに藤木君の甘いマスクも拝みたいし。えへへ。