フィラデルフィア美術館展

Chumi2007-09-23


フルハップのマインドに申し込んだチケットが当たって、今日やっと京都市美術館フィラデルフィア美術館展をうっちゃりと見に行ってきた。
19世紀後半から20世紀にかけて活躍したマネ、モネ、セザンヌマティスピカソらの絵画・彫刻作品62点、およびオキーフワイエスアメリカ人画家の絵画作品15点が紹介されていて、印象派からキュビスムへの変遷が見られる。
今まで見た事のない絵が多かったので、大変満足。ロダンの考える人の彫刻も初めて見た。筋肉の美しさを金属でどうやって、こんなりリアルに作ったのか不思議。小学校の頃、絵が大好きで美術の本を繰り返し繰り返し見るのが楽しかった。その教科書に載っていた本物の絵が今日見る事が出来て幸せ。
http://www.phila2007.jp/index.html

ピサロの霧の点描画、セザンヌの青、マチスの赤にベビーピンク、ゴッホの黄色にルノワールの肌色、そして私の大好きなシャガール赤と黒。クレーのおとぎ話のようなエッチングも魅力的だった。
同じ彫刻で接吻しているのでもロダンの「永遠の青春」は情熱的な若さが迫ってくるが、ブランクーシの「接吻」は、”わたしんち”の中のキャラクターのようでとてもユーモラスでありながら、愛が溢れている。石なのに暖かく感じるのはどうしてだろう?
ルノワールのルグラン嬢の肖像、ミロの馬・パイプ・赤い花、マチスのテーブル上の静物ピサロラクロワ島ルーアンの4枚の絵はがきを記念に買った。場内は、最終日間近の連休とあって盛況だった。秋から東京でも開催されるらしい。
フィラデルフィア美術館の全景の写真を見て、その建物の美しさに圧倒された。アメリカに行くなら、是非東海岸にいきたい。



帰りにスポーツ館ミツハシに寄り、うっちゃりに軟球を買ってやった。先日近くの運動場でボールをなくしてしょげていたのだ。雲行きが怪しくなり、途中で夕立に降られた。途中でどこかでランチをと思っていたが、二人とも自転車だったので、びしょ濡れ。私は雫をたらしながら、そのまま生協に入り食材とお寿司のパックを調達。結局 お昼は家でかんたんに済ませる事に。
頭からシャワーを浴びたようなぬれ方だったので、そのままジムに行き、エアロとステップの2レッスン受け、たっぷり汗をかいてからやっとお風呂に入った。

足がふらふらでジンジンしていたが、帰宅するなり、夕食準備開始。昨夜弟が松茸を5本ももってきてくれたのだ。今夜は、松茸ご飯、松茸の土瓶蒸し、天ぷら(海老、ささみ、三つ葉とレンコン)の純和食。ご飯が炊きあがると部屋中に松茸の良い香りが立ちこめて、幸せな気分。これもアロマテラピーだよね。