また病院に舞い戻りPart2

参った。今回は本当にマイった。完璧にマイッタ!
我が家には、綾瀬はるかにとってもよく似た娘が居る。とってもよく似ているのは、顔や姿ではない。大学1回生のときに、各サークルの新歓コンパで自己紹介すると必ず決まって「え?綾瀬はるか?」とたくさんの人に尋ねられたと言って苦笑いしていた。
その我が家の綾瀬はるかが今日はドラマチックにヤってくれた。
今日は、私の抜糸の日だった。この日が来るのを楽しみにしていた。なんせ、お腹から4カ所でている糸がチクチクしてかゆくて仕方なかったのだ。それに入浴も解禁になるだろうし。
朝10時が診察の予約時間だった。いつも通り5時半に起床し、旦那を送りだして自分の支度をしていると8時頃娘が右下腹部を手で押さえて起きてきた。夜中に痛みで目が覚めたと言う。丁度盲腸のあるあたりだ。引っ張られるようにまだ痛いという。丁度いいから一緒に総合病院にいこうと思ったが、紹介状なしの新患は待ち時間が半端じゃないので、とりあえず、近所のホームドクターに診てもらうことにした。
先に車で送ろうとしたが、娘が管理している保険証が見当たらない。んも〜〜ホント管理わるいんだから。もたもた探している間に私の出発時刻になった。先生をお待たせする訳にはいかない。近所の医院までは自力で歩いて行けるというので、保険証捜索中の娘を置いて出発した。家には、折しも高校卒業式で中学がお休みのうっちゃりが待機している。もしものときは、救急車を呼べと指示し、旦那にも時間がとれれば帰宅してほしいと用件を急報した。
予定時刻より早めに到着した私は、診察が滞りなく進んでいたせいか、予定時刻よりかなり早く診察していただいた。抜糸は思ったより痛くなかった。不安だった質問に先生は丁寧に応えてくださった。そして、なぜ先生がわたしのblogのことをご存知なのかという謎も解けた。入院プロフィールで趣味の欄に blogの更新と書いてあったらしい。そうだった。書いちゃっていたんだった。ナース用だと思っていたが、ドクターもご覧になるのだと初めて知った。自爆だ(笑)。石の成分推測用に写真を確認するため、促されてご紹介したが、かなり恥ずかしかった。一応秘密日記だし。
てなわけで、診察予定時刻に、すでに診察は終了し、娘に「今から帰宅し車で迎えにいくから」とメールを打つと、旦那から「今からそちらに迎えにいく」とメールが来た。お〜!ナイスタイミング。
旦那とともにホームドクターへ。そこでは、驚愕の事実が待っていた。娘のエコーとレントゲンを診たドクターは、すぐに専門医のいる総合病院へいって、検査したほうがいい。手術の可能性は大きいと、手早く紹介状を書き、診察予約を取ってくださった。
娘には不安な顔を見せないようにして、3人で、私が診察を終えたばかりの病院へ逆戻り。また病院へ舞い戻りPart2である。もぅ勘弁してくれ。
ここから娘の診察までが長かった。「鹿男」を読了しちゃったじゃんよ。
エコーした婦人科ドクターは、即入院、今日中に手術をすると仰った。虫垂炎ではなかった。このとき既に13時半。大急ぎで、心電図、レントゲン、血液検査をし、手術室が空くのをまった。部屋は個室しか空いていなかった、開腹するので、とりあえず個室のほうが都合良かった。
執刀医の副部長先生から詳しいお話を伺い、「若い娘さんにはおこりやすいこと」と15:40分娘はオペに。幸運にも、不安だった事項はすべて免れ、オペは40分ほどで終了。
オペ終了後、私たち夫婦はドクターにお話を伺い、摘出物を見せてもらい、またビックリ。なんと娘はピノ子を育てていたのだった(ドクターの説明がとてもわかりやすくて受けた/笑)。人間の体の神秘である。幸い悪いものではなかったので、本当に安心した。娘の体もなにも損なうことなく、手術は成功したので、安堵した。

あまりにも凄まじい一日だった。娘の退院は25日以降になりそう。20日ごろにディズニーに行く予定をしていたので、本人はそれがキャンセルになりショックらしい。来週の非常勤の仕事の予定もぱぁ、週末の母校で講演するという「故郷に錦を飾る」こともパァ。パァ、パァ、パァの3連続だけど、私はなにより、娘が無事だったのが嬉しい。

コーフンして眠れないのと 入院の荷物を再度病院へとどけて、帰宅したら20時だったので、旦那とうっちゃりと3人で近所の焼き鳥屋へ。手術成功と抜糸の乾杯をした。アルコールも解禁だよ〜ん。

あ〜 ほんと びっくりしたなぁ もぅ。

娘のこと、お守りくださったご先祖さま、仏様に感謝です。
Part3は絶対ないことを切に祈る。