鹿男あをによし

昨日アマゾンから届いたので、早速読み始める。今日は病院での待ち時間が長かったので、読了できた!

鹿男あをによし

鹿男あをによし

文章は読みやすいが、プロットはなかなか伏線が込みいっていて、どんでん返しあり。ミステリーのような、歴史もののような、ファンタジーで、最後の終わり方もとても心地よかった。こりゃ、面白いよ。
ドラマは 藤原くんが 男ではなく 綾瀬はるかが好演しているところがとても面白い。彼女どくとくのぽわんとした天然の雰囲気と歴史の蘊蓄がストーリーをさらに色づけ盛り上げている。そして、キーワードの「サンカク」が本と違ってもうひとひねり、狐の使い番から渡されたのが、しょるいではなく、京銘菓「なま八つ橋」で演出されているのがとてもよかった。それを実に旨そうに食べるんだよね、佐々木蔵之助さんが。彼は京都の伏見造り酒屋の息子さんであるせいか、いつも飲んでるシーンが日本酒ってのが、これまたいいなぁ。ドラマはドラマで楽しみです。