嵐の後の

家

バンビは昼一番の新幹線で東京へ帰って行った。4時から授業があるらしい。
今回は、眼科検診とコンタクト半年分の購入、勉強用のゆる〜い眼鏡レンズへの交換、がちがちの背中の鍼治療が目的だったようだ。
帰省しても1週間と家にいたことがない。大抵3日ほどで東京にもどってしまう。家にいるときは、こちらが伝えようとすることを忘れてしまうほど、楽しく喋り続ける。うっちゃりは、兄貴が帰ってくると嬉しいが、すさまじい喋りに圧倒されて、貝になる。

  • クラスの一連のできごととキャラ紹介。
  • ウシガエルとザリガニ解剖実験のお笑い顛末。
  • インディジョーンズを見た。バリ面白かった。
  • 「最高の人生の見つけ方」も見た。これもヨカッタ。

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  • 八景島へ行った。いるかに触った。
  • サーフィンがしたい。
  • ヴァイオリンを弾いてみたい。
  • 銀座にお香を買いに行って、浅草でちらし寿司を食べた。
  • ネイティヴと喋りたい。ケンブリッジに行ってみたい。
  • 引っ越せば　御殿下のプールに行きたい。
  • 先輩や教授や同級生に医進を薦められるが、どうしても人間の医学に興味を持てない。
  • 但し、癌の話は非常に面白い。
  • 興味があるのは東洋医学だ。
  • もっと時給の良いバイトに行きたい。
  • 学校と塾講兼用の鞄を探している。
  • 今年もまた隅田川の花火大会に行くつもりだ。
  • 京都は暑すぎる。風がまったくないから余計暑い。
  • 夏休みにやりたいことが多すぎて困る　　　　　　などと勝手なことを言いまくる。

何か食べたいものはあるかと尋ねると　寿司・焼き肉・豆腐と返ってくる。お酒はあいかわらず飲まない。帰省するときまって「道真に会ってくる」といって、産土神の北野天満宮へお詣りに行く。今回のお土産は、下のクラスのオリエンテーション用に制作したオリパンフ（自分たちの大学＆クラス紹介）だった。これは、読み応えがあり、笑えた。
土曜は、家でまったり、夜には皆でお寿司を食べに行き、日曜は、レンズ交換とバーゲンでTシャツを買い、家で炭火焼き肉、そして、今日は、眼科検診と鍼治療。あっという間のできごとで嵐のように帰って行った。
清々した気分が半分と、うら寂しい気分が半分で、午後から　ちょっと　ぼ〜っとしてしまった。財布も空っぽになってしまった。