〜先ず隗より始めよ〜 中3締めくくり

うっちゃりが珍しく頑張っている。いつもどうりのことを居間でやっているだけなのかもしれないけどね。
試験は月曜日まで。そのあと呼び出しがかからなければ(アブナイ( ̄・・ ̄))後は楽しいスキー合宿が待っている。
今朝、出かけるとき「頑張れよっ!気合いだー気合いだー気合いだー!」とハッパを掛けたら、「じゃ、空回りしてくるわ」と捨て台詞。
居間で勉強を始めたのは、単なる悪あがきだったのかも・・・(-o-;)
小学校の学友は来週高校入試の修羅場を迎える。既に私学の入試は終わり、悲喜こもごもの春を迎えている学友もいる。
皆 健やかにupgradeしてくれるのを願うばかり。

最近の彼は、私のことを「あんた」呼ばわりする。むむぅ〜のし上がってきたな。まだ「おばはん」呼ばわりされないだけましかも。そういえば、以前 京大教育学部の教授の「子育て」の講演を聴いたとき、先生はこのようなことをいっていた。『ご子息が母親を”おばはん”と呼んできたら、嘆かず喜んで下さい。ご子息は順調に成長されていて、あなたは、”おばはん”に昇格したのです。その後、何に昇格するかご存じでしょうか? ”飯炊きババア”が待っています。』(笑)

「息子さん、お家でよく話されますか?」中学へ入ってから、保護者会に出席するたびにお母様がたからまずはじめに質問される切り札となるのがきまってこの台詞なのには苦笑いしてしまう。私は決まってこう答える「いえ、ぜーーんぜん。」
この年頃の息子とコミニュケーションをとるのはホントに難しいんだと保護者会へ出席するたびに思い知らされる。母親でこうだから、家庭環境にもよるだろうが 父親だとさらに隔たりがあるのかもしれない。

まったく寡黙なうっちゃりだけれども、たまに機嫌のよいときは、学校での友達との会話を話してくれる。先日 そういえば、面白いことを言っていた。
うっちゃり曰く「スポーツをするときは、一番大切なのはイメージなんや」
たとえば、バスケでシュートをするとき、サッカーでボールを蹴ろうとするとき、卓球でボールを返そうとするとき、まず、望ましいと思われるその時の自分のフォームやボールのラインを思いえがき、上手くいった時を想像するらしい。すると どうしたわけか 経験が乏しいのにも関わらず、ほとんど上手くいくことが多いそうだ。
練習や努力の前に 「まず 良いイメージを持つことが一番大切なんや」とうっちゃりは力説していた。
確かに、一理あるかも。自分の考えをちゃんと持ってるんだとちょっと嬉しい。
「しかし、それを確立するには、やはり”練習”と”努力”やで。」と私が余計な事を言うと、その熟語が嫌いな彼の耳は、たちまち日曜になってしまう。( ̄・・ ̄)



そういえば、以前、盛んに「先ず隗(くぁい)より始めよ」ではじまる漢文を暗唱していたことがあった。それ なんて意味?と尋ねると
大きな目標を達成するためには、まず手近な事から始めると良い、という教え。 現在では、何かを成し遂げるためにはまず自分から率先して行動せよ、という意味でも用いられる。
と言うことを教えてくれた。

それを聞いていた、父曰く 「うっちゃりの場合”まず下位より始めろ”やな」と。
(^^;)・・・