コトハナCafeでワークショップ

昨日 コトハナオープンイベントでワールドカフェをされるというので参加した。
ワールドカフェは、数年前ファシリテーションのイベントでご案内いただいたが逃してしまい、それ以来ずっと氣になっていた。コトハナもワールドカフェも初めての私。

まず、目に飛び込んできたのはこちら。
企画メンバーの方が作成されたブラッシュペイントが会場で暖かく迎えてくれる。
イベントが始まる前に、このブラッシュペイントを描かれたユミちゃんが、マインドマップを見せてくれた。
別の企画をする際にマインドマップを活用して良かったと仰ってくださり、先日マインドマップ紹介をしてお役に立っていることが、すごく嬉しかった。


角部屋の会議場は、2方向ガラス張りで窓の外には鴨川の緑がひろがり、部屋にいながらアウトドアのような、まるで「床」(京都の夏の風物詩)の雰囲気。
参加者老若男女約30名が6テーブルにランダムに着席。30代〜40代の女性層が8割を占めているせいか華やかなムード。

先ずは、アイスブレークでスタート。
ラウンンドアップ:参加者全員が 基点から名前の50音順に和になり、ネームプレートを提示しながら名前の紹介。1回だけでは、30名の名前なんて覚えられない。
2ラウンド目は、基点から誕生日順に並べ替え 誕生日と名前の紹介。印象的な人が、ちらほら解り始める。
3ラウンド目は、基点から、会場までかかった時間順に並べ替え。周囲と情報を交換しながら並び替えている間にだんだんと空気が和み、はじめて会ったのに顔なじみに錯覚してくる。


人見知り→顔見知り と場が和んだ時点で 元のテーブルに着席、いよいよワールドカフェのスタートだ。


模造紙が貼られたテーブル中央にはお花とお菓子でカフェの雰囲気、ぬいぐるみとカラーペンが数本置いてある。
ニックネームと今日の目的をテーブル用ネームプレートに書き込み ここで一度詳しい自己紹介。


第1の問い「あなたの人生を変えた言葉はなんですか?」
いきなり、深か〜〜いぃぃ!


各テーブルで、各人が自分の経験を踏まえて順に簡潔に語る。語る人は、テーブルに置かれたちいさなぬいぐるみを持って発言するのがルール。これは、独演者モードを制止する働きがあるというインディアンの智慧からくるものだとか。聞く人は、積極的に傾聴し、テーブル一面に貼られた模造紙に自分の気づきをカラーペンで書き込む。文字でもイラストでもok!
皆の発言が終わると、各テーブルのホスト役1名を残して、他のメンバーは他のテーブルにランダムに旅立つ。
旅先のテーブルでは、テーブル固定のホストが迎えてくれ、そのテーブルで出た話題を紹介し、旅人は前テーブルで出た話題をそれぞれ紹介し、各人がまたまたテーブルにカラフルにメモる。
そして もう1回旅立つ。
合計3ラウンドして、元のテーブルに戻り またここで旅人たちは旅先の情報交換をして、シェアする。

第2の問い「次の問いは、何をテーマとしたいですか?」
これを各人がメモに書き、テーブルの模造紙に貼付ける。


各テーブルに書き込まれた模造紙を壁に展示し、皆が見て廻るギャラリーウォーク。
各人は、気に入った言葉に3カ所だけシールを貼る。シールが集中する言葉が出現してくる。


参加された方の職業は様々であるが、皆さんさすがにコミュニケーション能力が高く聞き上手でもある。
テーブルでは沢山の言葉の花が咲きみだれ、始めて会ったばかりなのに、ずっと前から知っていたかのような錯覚に陥る。テーマも深いが、得られた言葉も深かった。

以下 私が今回ゲットした「私の人生を変えた」言葉たち。

  • 朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る。
  • 明日の私が一番好き。
  • 人生で無駄なことは1つもない(松下幸之助
  • 無いもの以外なんでもある。
  • 理屈はわかるが理不尽だ。
  • 思ったことが人生になる。
  • 人に好感をもたれるのは、自分のことを33%の割合で話すこと。
  • 人生で起きることは偶然ではなく、必然
  • 過去が咲いている今、未来の蕾で一杯の今(河井寛次郎
  • 怒っている時は周囲が見えていない、怒っている原因は他になく自己にある。
  • やらずに後悔するなら、やってから後悔しろ。
  • 黙っててわかってもらおうと思うな。
  • 迷っているときは、GO!
  • 今動かずして いつ動く。
  • Life is too short to be little(Benjamin Disraeli(ベンジャミン・ディズレーリ/イギリス首相))くよくよして生きるには人生は短すぎる。


文字のみで書くと、ありきたりに感じるけれど、これを話された方は自分の経験を語りながらこの言葉を紡ぎだすから、話言葉で伝わった時のインパクトが違う。


ティーブレイクでは、ankoさん差し入れの美味しい和菓子をいただく。

笹の香りのする冷やっこい生麩からとろっとした餡子がでてきて、美味しい♪あぁ京都に生まれてよかったと感じる瞬間。


ワールドカフェのあとは、懇親会のビアパーティ。
ここで、たまたま隣り合った人が 数年まえに木鶏クラブで出会ったカヨちゃんだったので 驚いた!1回あっただけなのに、私のことを覚えてくださっていて感激。
カヨちゃんは、義姉の先輩で近所、非常にお話の上手な魅力的な女性経営者、ビアパーティから参加されたのだった。
二人顔を見合わせ「やっぱり 偶然ではなく 必然?!!」(瀑)


懇親会でのゲームは、ペアになった人の似顔絵を2分で書き、2分で最近のハッピーニュースをインタビューするというもの。それを最後に皆の前で発表。
「喋ってなんぼのコトハナやさかい」とカヨちゃんの仰る通り、言葉の花の咲き乱れることしきり。


私にとって 非常に印象的で楽しい日となりました。こんなチャンスに恵まれたことに感謝〜!ご案内いただいたSoさんに深謝!ありがとうございました。



本を購入、主宰の木下先生にサインをいただきました!わたしも2分で人の心をつかむ話をできるようになるかしら???
http://www.kotohana.com/