ステップファーザー・ステップ

時間と空間を忘れて楽しい読書がしたかった。
この私の希望を満たすにうってつけの本を紹介してくれたTちゃんありがとう! 宮部みゆきが怖い推理小説ばかり書いている作家ではないことがよくわかりました。非常に楽しく読みました。

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

続きも読みたいんだけど〜 まだ続編はないようです。こうゆうエンタはいいですね!怖がりの私にはこれくらいライトなものがよいです。

つぎ何よもうかなぁ〜 読み始めると 常に手もとに本がないと寂しいな。

この文庫本のさいごに「メイキング”宮部みゆき”」という後書きがあって、そこに宮部みゆきが「OLやってる時期にワープロが欲しくて欲しくて、中国ファンドを解約して、残り半分はローンにして25万円のキャノワードミニを買った。手書きは1作だけで、それ以降はずっとワープロだ。」と書かれていてなんだが嬉しくなった。よくぞキャノワードミニを買って下さいました。賢いキャノワードを買われたのは正解です!私もそのころキャノンでOLしてましたよ。あの頃かぁ〜。そうか単体ワープロが25万円もしたんだなぁ。しかも普及機で。私たちは通常360万円もするワープロを(民族博物館へ納入した時は630万円のものだった)平気でデモして売ってたんだ。と思うと、今との価格差、時代の流れが感慨深かった。そして、この作品が出されたのは 末っ子が生まれた年だという発見があった。