馬屋古女王

Chumi2005-08-15


日出処の天子 全7巻完読
いや〜、ひさびさにお涼さんワールドに浸りましたね〜。最後は、なんとも尻すぼみ的な終わり方だったようで「え?」と目が点になりました。この時代の漫画家はこういった「え?」的な終わり方が多く、その後の余韻を謎のまま引きずるパターンが多かったように思います。私が大好きだった萩尾望都しかり、吉田秋生しかり。
そして今回の収穫は、馬屋古女王。この存在は 日出処の天子を読むまで知りませんでしたね。どこまでが本当なのかとサーチすれば、実在した模様だし。かなり面白い。未完らしく、後編がasuka創刊号に掲載されたとか。ん〜〜探して読んでみたい。いろいろなコメントを読んでいると、池田理代子の「聖徳太子」をよんでから山岸涼子の「日出処の天子」→「馬屋古女王」へ読み進むとひっくりかえるとありましたが、かなり受けました。ほんと人物が変わっちゃうよね。オーソドックス派の池田理代子の「聖徳太子」も最後まで読んでいないので、また巡り会えるといいなぁ。