がばいばぁちゃんに学ぶもの
どらちゃんが2巻目を貸してくれた。
- 作者: 島田洋七
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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物質的に豊穣な時代に生まれた彼らには(もちろん私も含めて)「人らしい生き方とは何か」をわかりやすく悟らせる良書だと思う。
この2巻目は、1巻目とかぶる話もあって、1巻目ほどのインパクトはなかったが、新たにわかったことがあった。大変な苦労の人生を明るく生きたがばいばぁちゃん、7人の子どものうち、一人が3歳の時に事故に遭い知的障害児になってしまったのだった。赤貧の中、障害児に愛情をそそぎ、孫(島田洋七)を育て上げ、毎日笑顔で生活する根性と知恵には、感動する。
辛い人生を生きる人は、沢山いる。だが、がばいばあちゃんは、それを「笑顔で」生きたというのだからエライと思うのだ。ものごとのとらえ方、発想の転換、生きるための工夫、すべてが自分と照らし合わせて、お手本となる。
読み出したら、とまらず、2巻目もあっという間に読んじゃった。気がついたら時計は夜中の1時。あわわ・・・もう寝なくっちゃ。いまから眠っても睡眠時間は、4時間半!私は、ナボレオンじゃないしー。もたね〜よ。