プリズンホテル 春
やはり浅田次郎は人の魂を描く作家だと思う。4部作の最後を飾るにふさわしい「春」。なぜ、この4部作が春夏秋冬という順序で進まず、夏からスタートしたのか、この最終巻を読んで解った。いやほんま、まさしく笑って泣ける大団円。人間の魂と魂のぶつかり合いのプリズンホテル、今回もたっぷりと楽しませていただきました。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/11/20
- メディア: 文庫
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ちょっと恐い氣もするけど、うちの一家もできることならば、是非このホテルで逗留させていただきたい。できれは、2階奥特別室「紅葉」の間でお願いしたい。うちらは、カタギですから、もちろんキャンペーン価格で(笑)
この先、「なにか面白い本ない?」と誰かに尋ねられたなら、私は間違いなく「秘密」に加え「プリズンホテル」を推すでしょう。良い本を紹介していただき感謝です。SOさん。