待望のマキメ新刊♪♪

鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」と立て続けに読んで、すぐに私はマキメに飢えてしまった。早く彼が欲しくて欲しくてたまらなかった。そして、ついに彼はアマゾンに乗ってやってきてくれた。
オムロンの万歩計をアマゾンで発注した次の日。アマゾンから 「万城目学の新刊のお知らせ」メールが届いた。過去に購入したデーターからアマゾンはおすすめ商品メールを知らせてくれるシステムになっているようだ。そして、そのタイトルをみて驚いた。「ザ・万歩計」。
ええ〜〜? なんとタイムリーなお題。電光石火の勢いで私はバイナウボタンを押してしまった。

ザ・万歩計

ザ・万歩計

凝ったカバーデザインは、このエッセイを物語っている。見返しも 彼曰く 宇宙を感じる花火模様だ(見返しのこの柄は初めて見た)。そして、ファンを喜ばせるためか、プラ仕様のブックマーカーがおまけで付いていた。表紙デザインと同じマキメ氏の肖像入りである。嬉しい!
で、内容はというとですね。・・・いや〜 今回も笑わせてもらいましたわ。
リビングから思わず漏れる声に反応して 娘が起きてきた。
「んも〜〜〜!! おかーはん、なんやの さっきから〜〜 ”うふっ”とか ”ぷはっ”とか ”うきき”とか 気持ち悪くて 寝てられへんやんか!!」
「あら? はるりん 起きたの? おはー。だって、おもしろいんやも〜〜〜ん」
この本電車の中で読むべからず。
やっぱ 言葉に芸があるよねー。言葉遊びが巧みというか。めちゃくちゃ読者に想像させるんだよねー。
半分まで読んだら、急に読み進むのが惜しくなった。終わって欲しくない。でも、一気に読んじゃった。あーもったいない。
そして、思う。more マキメ!
マキメマナブっ、もう離さないからっ。