ユングと心理療法
一度 河合隼雄さんの心理学の本を読んでみたかった。
「心の処方箋」はとても良かったのを覚えている。ユングや夢分析・箱庭療法にも興味があった。
本書は、専門誌にだされた論文ではあるけれど比較的読みやすい、とのアマゾン評だったので取り寄せてみた。
ユングと心理療法―心理療法の本〈上〉 (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 文庫
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ひきこもりとなる原因が家庭のどこにあったのか?その夢分析と治療によりどのような変化があったのか?
フロイトとの違い。ユングが主張しているもの。
プロの治療者の心構え、してはいけないこととその許容範囲。
などなど、概念的理論的解説が中心になっている。論文だしあたりまえだよね。
この本を読んで、ちょっとショックだったのは、西洋人と日本人の自我の違いは、根本的に「母」の存在がもたらす関係についての差であるということ。
やっぱり、そうだったんだ。グレートマザーの存在。
そして、それを鮮明に証明しているのは、前述の書「どこまでも伸びていく子どもに育てる」ではないか! この偶然にまた驚いた。
切り口によって見た目がずいぶん変わるなぁ。
「読書三昧の間にケーキの練習をする」と書いたが、手順的には逆で、ロールケーキが焼き上がる合間に読書をする。冷蔵庫で寝かせている間に読書をする。出来上がると、読書をしながらおやつにパクつく、と言い換えた方が正しいね。
中心だったのは、本ではなく、実はロールケーキだったという真実(笑)
で、今回は生地をやや厚く生クリームを半分の100ccにしてみた。
- 卵L3個、グラニュー糖50g、小麦粉40gでノンオイル
- いちご10個、生クリーム100cc、砂糖大2
キメが期待したより粗い。充分低速で泡立てたつもりだったのに?それともやや焼きすぎかな?オーブンによっても焼き加減が違うから難しいなぁ。
思わず三個連続で平らげる。
生クリームといちごって、なんてイケない関係なんだろぅ、手が止まらんよ〜ぉ〜(笑)